ゴールデンウイーク登山の言いたいことは山々ですが

春の登山は、冬山に登らない人にとっては約半年ぶりの山になりますね!
久しぶりに登ると、あれ…こんなにきつかったっけ?と思いますよね。

でも大丈夫。苦しいのは「はじめの15分」です。

生物の授業で習った理論をお話しすると、運動開始時、身体は酸素不足の状態から始まります。
登山でもジョギングでも感じるのですが、有酸素運動の開始直後は、体内で酸素の取り込みと利用が徐々に増加する期間であり、疲労感を感じやすい時間です。

そこで頑張ってくれているのが、血液の中にいるヘモグロビン。
酸素を全身に運ぶ役割を担う物質なのですが、この子が体の隅々まで行きわたってくれたら、だいぶ楽になります。

そこまで、大体15分。
ヘモグロビンくんを応援しながら、景色に集中したり曲を口ずさんだり、おしゃべりをしたりして、何とか15分頑張りましょう。
急に体が軽くなって、あとは去年の自分通りスイスイと歩けるはずです。

ちなみに私のおすすめは、しりとり「激しばりバージョン」。
「7文字ぴったりの、お菓子の名前」など、難しすぎるテーマを設けてしりとりをすると、あっという間に体が楽になっていますよ。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は登山時(2022年5月~2025年2月)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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