2025.04.10

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「ニンニン!」忍者が観光地で外国人にマナーを伝授!アイデアで楽しく注意促す

忍者姿で真剣会議…できたポスターは?

撮影が終わり、ポスターにキャッチフレーズをつける会議が開かれました。
会議まで忍者の服装で行う徹底ぶりです。

「左上これでいい?『確ニンニン』」
「英語で伝わるのかい?ニンニンが」
「これは急ブレーキの感じですよね?きききー」

Otaru Next100実行委員会の坂口武監督は今後の展望も語ります。

「“ごみのポイ捨て”冬季の“滑る”とか“雪山に上る”とか、いろいろなシチュエーションで、小樽の中でも困っていると聞いているので、さまざまな啓発をしていけるかなと」

ユーモアのある取り組みで今回、完成したポスターがこちら。

全部で10種類のポスターを作る予定で、まずは2種類が完成しました。

▼左側
民家の敷地に立ち入らないように、「DO NOT ENTER!私有地に入ったらダメ」と書かれています。

▼右側
「DO NOT WALK!道路の真ん中を歩かないで」と書かれています。

それぞれのポスターに、修行中の忍者という設定で隠れキャラが忍び込んでいます。

ポスターは商店街にも貼られていますが、週に1枚のペースで、SNSに投稿されるということです。

小樽市では、今後も様々な対策が計画されています。

▼マナー違反防止のためJR小樽駅や朝里駅に警備員を配置

▼北海道中央バスの一部の停留所にカメラを設置し、混雑状況に応じて増便

▼早朝の観光ツアーを販売して、観光客の分散を図る

小樽市は2025年度の対策にかかる費用の7割近くに、国の補助金を活用する見込みだということです。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2025年3月19日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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