撮影が終わり、ポスターにキャッチフレーズをつける会議が開かれました。
会議まで忍者の服装で行う徹底ぶりです。
「左上これでいい?『確ニンニン』」
「英語で伝わるのかい?ニンニンが」
「これは急ブレーキの感じですよね?きききー」
Otaru Next100実行委員会の坂口武監督は今後の展望も語ります。
「“ごみのポイ捨て”冬季の“滑る”とか“雪山に上る”とか、いろいろなシチュエーションで、小樽の中でも困っていると聞いているので、さまざまな啓発をしていけるかなと」
ユーモアのある取り組みで今回、完成したポスターがこちら。
全部で10種類のポスターを作る予定で、まずは2種類が完成しました。
▼左側
民家の敷地に立ち入らないように、「DO NOT ENTER!私有地に入ったらダメ」と書かれています。
▼右側
「DO NOT WALK!道路の真ん中を歩かないで」と書かれています。
それぞれのポスターに、修行中の忍者という設定で隠れキャラが忍び込んでいます。
ポスターは商店街にも貼られていますが、週に1枚のペースで、SNSに投稿されるということです。
小樽市では、今後も様々な対策が計画されています。
▼マナー違反防止のためJR小樽駅や朝里駅に警備員を配置
▼北海道中央バスの一部の停留所にカメラを設置し、混雑状況に応じて増便
▼早朝の観光ツアーを販売して、観光客の分散を図る
小樽市は2025年度の対策にかかる費用の7割近くに、国の補助金を活用する見込みだということです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2025年3月19日)の情報に基づきます。