当別町・青山地区にある察来(さっくる)山です。
山の名前の由来である「サクル」というアイヌ語は、〝夏の通り道〟という意味があるのだそうです。
内陸から徒歩で山を越え、海側へ向かう場合など、夏と冬ではルートが違うことを示すために「サクル=夏の道」・「マタル=冬の道」といった呼び名を、地名としてつけられたと考えられています。
標高590mとそれほど高い山ではありませんが、真冬の訪れた〝夏の通り道〟の頂上からの眺めは格別で、増毛山地や羊蹄山までも望むことが出来ました。
ここはまた、山スキーの穴場的な存在でもあります。
2025年3月30日 「北海道ドローン紀行」にて放送
撮 影:MT さん
音 楽:HBCジュニアオーケストラ【2025年3月30日 放送】