サウナや温泉から上がって、ホッと一息…。
そんなリラックスタイムにもぴったりな、新たな逸品がオリジナルの「クラフトジン」(1760円/ボトル・税込)です。
開発を担当したのは、20年以上バーテンダーを務めた経験がある七尾さん。
食にこだわる野口観光だからこそ、その料理に合わせるとっておきのお酒が作れないかを考えたといいます。
ークラフトジン開発の経緯を教えてください。
七尾さん:道内にクラフトジンを手がける蒸留所があると知り、「これだ」と思いました。
ボタニカルで風味づけされるジンは世界4大スピリッツのひとつで、食前・食中・食後とオールマイティーに楽しめるお酒。
自社農園「のぐちきたゆざわファーム」の野菜を使ってクラフトジンを開発することにしました。
ー自社農園の野菜!どんなものが使われているんでしょうか?
七尾さん:ファーム野菜の中からメインに選んだのが 「北海道大豆」 です。野口観光が食事の際に提供する納豆の原料でもあります。
そのほか、キーボタニカルに函館産「オオバクロモジ」、富良野産「ホップ」、積丹産「フキノトウ」「エゾミカン」「エゾアカマツ」という5種類を設定。
すべて北海道産にこだわりました。
ー道産素材にこだわったのはどういった狙いがありますか?
七尾さん:野口観光が立ち上げる新ブランド「の」のコンセプトには、北海道らしさを大切にする思いが込められています。
特に道外や海外から訪れるお客様に、北海道の素材を通して、この土地の自然や魅力を感じてもらいたい。
北海道の業者や生産者と連携し、「みんなで北海道を盛り上げる」視点で開発を進めました。
ー大豆を使ったジンは珍しいとのことですが、どんな違いが出るのでしょうか?
七尾さん:一口目はエゾミカンやエゾアカマツのフレッシュな甘みと酸味が引き立つ、キリッとしたジンらしい味わいですが、その後、キーボタニカルである大豆のほのかで柔らかい風味が口の中に広がります。どんなシチュエーションや料理にも合う、新感覚のクラフトジンに仕上がりました。
食事中だけでなく、お風呂あがりやリラックスタイムにはソーダ割りなどにすると、さっぱりして楽しんでいただけると思います。
ー気になります! 野口観光グループのレストランでも提供されますか?
七尾さん:今はまだ提供できていませんが、もちろんそうする予定です。
レストランで気に入っていただいたお客様がそのまま売店でお土産として購入できるようにしたいと考えています。
ー今後の展望はありますか?
七尾さん:今回は「食事に合うクラフトジン」というテーマで開発しましたが、新しい香りの素材を取り入れたり、色での表現を加えてみたり…、よりユニークな展開も考えています。
また、近年「ソバーキュリアス(あえてお酒を飲まないライフスタイル)」を取り入れる方も増えています。
お酒を楽しむ方にも、そうでない方にも喜ばれるよう、ノンアルコールのクラフトコーラなど、新たな商品開発にも挑戦していきたいですね。
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次回は、香りで思い出を彩る「ルームスプレー」、野口観光で使用された珈琲豆で染めた「ミニタオル」と、そして「の」ブランドの今後についてご紹介します。どうぞお楽しみに!
野口観光公式WEBサイトはこちら文: にの瀬
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2025年2月)の情報に基づきます。
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