2025.02.21

深める

希少がんを生きるシンガーソングライター「笑える日を作る生き方を」歌に込める思い

全身にがん細胞が

希少がんのひとつ、子宮内膜間質肉腫を患った佐脇由佳さん(42)。
手術から3年、がんが再発します。

「進行が早かったみたいで『今回は子宮は残せません、付属器官ごと全部切除です』って言われて。初めて泣き崩れるっていう経験をしたのを今でも覚えている」

がんは、肺にも転移していました。

「大動脈を通じて、全身にがん細胞がまわっているってその時に説明を受けて。だからもう…全身どこからがんが出てくるかわからない、ダメなのかもしれないっていう、絶望を見た」

札幌を中心に活動していた由佳さん。
手術の後、「自然に囲まれた開放的な場所に居たい」という思いから、出身地の帯広を新たな活動拠点に加えました。

翌年“命”をテーマにつくった曲『今を生きる』。

プロモーションビデオは、自然が豊かな浦幌町で撮影し、“心の不安”や“生きる思い”を歌詞に込めました。

♪「今を生きる 弱さを抱えながら もがき苦しみながら 願いたいの この涙のあとに虹がかかる明日を」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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