2025.02.21

深める

希少がんを生きるシンガーソングライター「笑える日を作る生き方を」歌に込める思い

どう一緒に生きていくか

人口10万人あたり6例未満の稀ながん、希少がんの一つです。
患者数が少なく、治療法も確立されていません。

「希少がんなので、症例数が少なくて、先もあまりわからないみたいで。ダメになっちゃう可能性が高い、転移もあるから」

手術の後、体の内側から、曲が湧きあがる感覚になったという佐脇さん。

そんなオリジナルソングをファーストアルバム『心に太陽 くちびるに歌を』にまとめました。

オリジナル曲のひとつで演奏のバイオリンを務めたのは、長女の花奈実(かなみ)さん17歳です。
母のがんが見つかった時、小学校6年生でした。

「小さかったのでよくわからないのもありましたけど、今後もいろんなところで一緒に演奏したりとかしていければいいなと思います」

佐脇さんの家族は、家で過ごす時間のほとんどを一緒にリビングで過ごすようになりました。

長男の遼亮さん(15)は「治るに越したことはないんですけど難しいこともあるので、 どう一緒に生きていくかを考えることが大事かなって思っています。みんなで楽しく生活出来たらなって」と話します。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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