まもなく、このようなシーンを見ることができる季節になります。
寒さが続いた森に、春の訪れが近づき気温がプラスになると、イタヤカエデなどの木から、天然のメープルシロップである〝樹液〟が流れだし、それが凍って、ほのかに甘い味がする〝樹液つらら〟が出来上がるのです。
シマエナガをはじめ、小鳥たちは、この〝樹影つらら〟が大好き。
森を歩いていて、こんなつららを見つけたら、もうほかをさがし回らずに、この下で隠れて待っていれば、次々と色んな鳥がやって来ます。
〝なめる〟というよりは、〝かじりつく〟と言った方が正しいかも知れません。
以前、地面に落ちてしまった〝樹液つらら〟を、口に入れてなめてみたことがあるのですが、想像していたものとは違いました。
まあ…そう言われるとちょっと甘いかなあ…くらいの感じ。
それでも小鳥たちにとっては、とっておきの森の恵み、この季節ならではの味、なのでしょうね。
私も以前、巨大な〝樹液つらら〟に集まるシマエナガたちを、動画で撮影したことがあります。
YouTube 北海道かわいい動物チャンネル にアップしてありますので、動画もどうぞご覧ください!
シマエナガたちの、歓喜の声!?が、とっても印象的です。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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