2025.02.19

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介護の担い手不足と「特定技能」の壁…外国人の熱意と制度のはざまに見えた課題とは

介護の担い手不足に貴重な労働力

シェルパさんの長女はいま、ITの勉強のためカナダに留学しています。
19歳の次女は、看護師になるため、ネパールで勉強中。

2人を応援するため、シェルパさんは、母国から遠く離れた名寄のマチで頑張っています。

週に1度、シェルパさんが楽しみにしている家族との時間。
スマホを使ったテレビ電話でやり取りします。

近く、試験があるネパールにいる次女の様子が気になります。

地方にとって、貴重な労働力の“特定技能外国人”。

名寄市も、2023年からシェルパさんのようなネパール人の受け入れを本格化させています。
背景にあるのが、介護の人手不足です。

名寄市では今後、高齢化が進む一方、働き手の労働人口が減少し、介護の担い手が足りなくなると予想しているのです。

名寄市総合政策部の藤井智さんは「彼女たちが介護の仕事をしてくれることで、介護の職場においてネパール人が十分に活躍できると確認できてよかった」と話します。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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