謎を解明するため調査員は、北海道を代表するかまぼこメーカーの「かま栄」に取材に行きました。
かま栄の福田一也営業課長に聞いてみると…
「かま栄では”揚げかまぼこ”と呼んでいる。かまぼこには、揚げている、焼いている、蒸している、ゆでている、4種類のかまぼこがある」
実は「かまぼこ」には「蒸し」、「焼き」、「ゆで」、「揚げ」の4種類あり、これらの総称が「かまぼこ」だというのです。
つまり、「揚げかまぼこ」も「板かまぼこ」も、全て「かまぼこ」ということ。
では、「さつま揚げ」と「天ぷら」は、何が違うのでしょうか。
「地方や会社によって呼び名が変わってくる。”揚げ”と”天”という名前を使った商品がある。基本的には同じ」
実は、「さつま揚げ」も「天ぷら」も同じ「揚げかまぼこ」なのだそう。
かま栄では「揚げ」と「天」、で響きのよいものを採用しているということです。
47都道府県の調査では、西日本では「天ぷら」、東日本では「さつま揚げ」が一般的で、北海道は「天ぷら」となっています。
さらに鹿児島県では「つけ揚げ」、中部地方の一部では「はんぺん」と呼ばれているようです。
では、なぜ地域によって呼び名が違うのでしょうか。
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