2025.01.30

出かける

築130年を超える明治時代の建物で、 繊細かつ濃厚なそばを心行くまで堪能したい|道南極上そばの旅②

香り高く深い味、爽やかな喉越し…職人技が光る格別の一枚を求めて、
道南各地に少し足を延ばして、そばの旅に出かけた。
函館を楽しむライフスタイルマガジン・ハコラク編集部から、
道南各地を巡るそばの旅で見つけた魅力あふれるお店たちをご紹介します。

板そば池田や 序葉久(じょはきゅう)

国道5号線沿いにある「板そば池田や序葉久」は、函館市元町の江戸前手打ちそば「久留葉」の姉妹店。

店舗は七飯町の有力者で燃料店を営んでいた池田家の築130年を超える建物をリノベーションして活用。
古き良き佇まいの中、店主と二人三脚で店を盛り立ててきた吉川幸孝店長が腕を振るい、
山形県の「板そば」を基本に、天ぷら付きやつけそば、季節限定の創作そばを提供する。

「季節によってゆで時間を変え、程よい歯応えを残すように調整している」と吉川店長。

平日数量限定ランチ「序葉久セット」は、板そば(小)またはかけそば(小)に、天ぷら盛り合わせ、つゆのダシをベースに作る調味料で炊いた鶏めし、日替わりの小鉢が付きボリューム満点。

店内の石臼でその日使う分だけ殻付きで挽いた挽ぐるみの十割そばで、食べやすい中太に仕上げる。

つゆのダシは鹿児島県指宿市から枯節のまま取り寄せるカツオ節やサバ節などを使用。
ダシ感の強い甘めのつゆにくぐらせて食べれば、そばの豊かな香りと濃い甘み、ザラついた独自ののど越しに夢中になる。

板そば池田や 序葉久
北海道七飯町大川1‐10‐4
☎0138‐64‐2211
11:30~15:00 
※金・土・日曜・祝日は
 17:00~20:00も営業(各30分前L.O)
不定休 
禁煙 P有り
キャッシュレス決済利用可 
函館新聞デジタル
※掲載の内容は 2024年9月の取材時点によるものです。
 最新の情報は各店舗にお問い合わせください。

ハコラク

ハコラクマガジンでは、20代から50代の男女をターゲットに毎回異なる切り口で特集を企画。 グルメ、ビューティー、レジャー、ヘルスケア情報を中心に、より日常を楽しむためのライフスタイルを提案しています。

https://hako-raku.jp/

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