2024年の秋は高気圧に覆われることが多く、暖かい空気も流れ込みやすかったため、記録的な日照時間の多さと気温の高さとなりました。
特に10月、道東の気温の高さが目立ち、釧路では10月2日に23.0度、10月16日には23.7度まで上がり、10月の最高気温の記録を2度も塗り替えました。
ただ、10月後半になると日々の寒暖差が大きくなりはじめ、札幌では7年ぶりに10月に初雪を観測しました。
12月に入るとこれまでの気温の高さは一変。上空には真冬の寒気が居座り、日本海側を中心に一気に雪が降り積もりました。
特に、上川や空知、後志地方で積雪が多くなりました。
岩見沢では12月11日からのわずか一週間で168センチの雪が降り、バスの運行が数日できなくなるなど、大雪による交通への影響も発生しました。
寒さも厳しく、稚内では39年ぶりに、15日連続で最高気温が0度に届かない真冬日となりました。