2024.11.28

育む

“日本最北”動物園の知る人ぞ知る「穴場スポット」で新しい発見を!子ども連れに絶対おすすめのルートも獣医師ママライターが伝授|北海道・旭山動物園の楽しみ方/前編】

牛や馬専門の 獣医師の経歴 を持ち、 アニマルセラピーにも詳しい ママライター「MERI」が、北海道各地の「動物とふれあえるおすすめスポット」とそのおすすめポイントを紹介する【連載】「こころ育む、動物ふれあいスポット」

冬期営業がスタートしている旭山動物園。
雪が積もるとペンギンのお散歩も見られる、地元の人にも観光客にも定番の観光スポットですよね。

見どころ満載の旭山動物園をこの連載ではたっぷり前後編でご紹介します!

今回は前編として、旭山動物園でのお子さま連れ向けの楽しみ方をピックアップ。
何度も行っている人にも ほとんど知られていない穴場スポット についてもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

しかも、子ども連れの方にはさらに必見!
「4歳の抱っこマンと2人きりでも一度も抱っこせずにまわれた楽なまわり方」を特別に解説しちゃいます!参考にしてみてくださいね。

後編の記事では動物たちの「命の尊さ」にスポットライトを当てて、獣医師目線で旭山動物園の魅力を解説する予定です。そちらもお楽しみに!

旭山動物園は「普通の動物園とは違う」!?

お昼寝中のミミズクさん。ときどき目を開けては周りを確認。

「伝えるのは、命」
これは旭山動物園の理念です。
旭山動物園では、展示している動物たちを見て楽しんでもらうのはもちろん、教育の場、自然保護の場、調査・研究の場としての存在意義をもっています。
ここにいる動物たちは珍しい動物ではなく、一般的な動物園によくいる動物や身近にいる動物たちばかり。
動物たちそれぞれの特徴的な能力や行動を発揮できる環境を作り、動物たちにとって居心地の良い空間を設計する独自の取り組みは、旭山動物園の最大の特色といえるでしょう。

めずらしい動物だけじゃない

エゾタヌキやエゾシカ、トビにキタキツネ…よく見かける動物も展示

旭山動物園にいる動物は、約50種類!

ペンギンやホッキョクグマ、アザラシなど動物園で大人気の動物だけでなく、エゾシカやエゾタヌキ、エゾリスなど北海道では野生でよく見かける動物たちも展示されているのが特徴です。

冬季は寒さが苦手な動物たちは屋内に入ってしまうので、見られる動物たちは少なくなります。
その代わり…寒いのが大好きな動物たちが大活躍!そんな姿が見られるのは「日本最北の動物園」ならではです。
雪が積もったら、ペンギンたちの可愛らしいお散歩も見れちゃいます!

くちばしの先を翼の間に挟み、立ったままぐっすり寝ているキングペンギンたち。冷え対策なんです。

よく知っているはずの動物でも、あらためてまじまじと見てみると新しい発見がたくさん!
獣医師の私でも知らないことがたくさんあって、特に動物たちの詳しい解説のパネルは本当に勉強になります。

というのも…実は大学(獣医学科)で学ぶのは基本的に5種類のみ(犬、猫、牛、馬、豚)なのです。
こんなにたくさんの動物たちのことを詳しく知ることができる場所は、実はとっても貴重だということ、ぜひ覚えておいてくださいね。

旭山動物園は動物の特性を活かした「行動展示」が魅力なので、じっくりと動物たちの「命」を見つめながら、工夫を凝らしたパネル展示なども一緒にご覧いただくのがおすすめです。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X