2024.12.09

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必修科⽬は「そば」打ち!? 高校生が磨く「そば」技術と地域の誇りを世界へ【幌加内高校】

HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。
「学校で聞こう!」のコーナーでは、学校に行って、高校生たちのリアルな声を聞きます。彼らが熱中しているもの、イマドキの高校生の学校生活—その実態に迫ります。

全国で唯一!特別な授業がある学校【幌加内⾼校】

札幌から⾞で2時間半・120キロメートル離れた所にある、幌加内町・幌加内⾼校。
⽣産から、流通・販売まで幅広く学ぶことのできる農業⾼校です。

実は、「全国で唯⼀」ある授業を導⼊している、とってもユニークな⾼校なんです。
そんな幌加内⾼校で学ぶ⽣徒たちに話を聞いちゃいました︕

そばの栽培からそば打ちまで…「そば」の授業が楽しい!

幌加内が誇る「⽇本⼀」を教えてくれたのは3年⽣の⽥中さん。

⽥中さん:「幌加内にある朱鞠内湖は、⽇本⼀⼤きい⼈造湖です。幌加内は、⽇本⼀のそばの⽣産量そば作付⾯積で⽇本⼀です」

⽥中さん:「幌加内⾼校でそばを作って楽しいです!」

そう、幌加内⾼校の⼀番の特⾊は、必修科⽬の「そば」。

⽣徒たちは週に2時間「そば」の授業を受けていて、そばの栽培から収穫、製粉、そば打ち、ダシの作り⽅、ゆで⽅まで学んでいます。

卒業までに、全麺協主催の「そば道段位認定制度」の初段以上の獲得を⽬指しています。

将来の夢はそば関係の仕事!「そば打ちのエース」が試験に挑戦!

2年生の大迫さんは、中学1年生のころからそば打ちをしているそうです。

大迫さん:「中1からそば打ちを始め、中3の時に3段まで持っていました。4段の受検があって、それに向けてそば打ちを頑張っています」

そば打ちに使うのはこちらの材料や道具。 時間を図りながら⼀⻫にスタートします。
そば打ちには⼤きく4⾏程あるといいます。

まずはそば粉と⼩⻨粉をふるいにかけて…「⽔回し」という作業に⼊ります。

大迫さん:「⽔回しが⼀番⼤事だと思っています。麺の固さとかそのあとの⼯程のやりやすさが決まってしまうので」

次に「練り」。
体重をかけて練りこむことでコシのあるそばを⽬指します。

「のし」の作業に入り、綺麗な円に伸ばしていたかと思うと…

四⾓に成形します。

たたんで、最後に繊細な⼿つきで切ると完成です。
⽣徒のみなさんが打ったそば、頂きました。

HBC世永アナ:「おいしい︕しっかりとしたコシがあってそばの⾹りが良い。⽌まらなくなる」

⼤迫さんが4段に合格すれば、幌加内⾼校で初の快挙です。

大迫さん:「⾃信はそこまでない。ここから⽚付けの作業もあって、全部含めて40分までに終わらせないといけない」

大迫さん:「(将来は)そば関係の仕事に就きたい。そば屋か製粉関係の仕事に就きたい」
そば道段位4段を目指していた大迫さん。

※追記
先日、受検をして、見事合格したそうです!
幌加内高校初の快挙です!おめでとうございます!

今日ドキッ!

HBCテレビにて毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中。みなさんと一緒に毎日のドキドキを探しに行きます!最新のニュースや天気、スポーツ情報など丸ごと「北海道」にこだわる情報報道番組です。

https://www.hbc.co.jp/tv/doki/

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