2024.11.09

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牛乳を出せない牛“まめちゃん”の新たな生き方「牛たちのかくれ家」が目指すもの

余生を「牛らしく生活」」

そして9月、まめちゃんが牛たちのかくれ家へと無事お引っ越し。
関口さんたちが目指す牧場が、歩き始めました。

「行き場を失った子たちはたくさんいるので、そういう子たちを少しでも多く、ここに連れてきて、牛らしい生活をしてもらえるような場所にできたらいいなと思う」

牛たちのかくれ家は、酪農・畜産としては飼育せず、基本余生を過ごすのみです。
まめちゃんはここで走り回ったり、大好物のバナナを頬張ったり。ゆったりと暮らしています。

まめちゃんにお友だちが!動き出す牛たちのかくれ家

そして、まめちゃんがきてから2か月…2頭目の牛もやってきました!

道東から雪の中やってきたのは「すけみん」。
もうすぐ1歳の「すけみん」はまめちゃんと同じフリーマーチン。

ほかの牧場に引き取られる予定でしたがタイミングを失い、行き場を失った状態に。
そんな中、元の牧場の人たちが関口さんの活動を知って引き取り先として決まったのです。

元の牧場でもとてもかわいがられていた「すけみん」はとっても人懐っこい性格!
今後、セラピーCOWとしての活躍も期待できそうです。

まめちゃんと同じく、バナナも大好きなんですって!

左がまめちゃん 積極的に近づくすけみん

まめちゃんは新しいおともだちに、まだちょっと緊張気味ですが、すけみんはまめちゃんにも興味津々で積極的にふれあいにいく場面もみられました。

すけみんのお出迎えには熱心な「サポーター」が駆けつけ、本州からやってきた人もいたほどです。

牛たちのかくれ家では、運営費は現在、自己資金とサポーターからの寄付でまかなっていて、入場料を徴収するなどの営利行為をしないことを目指しています。

そのため、牧場を支えてくれる「サポーター」を募集しています。
支援金は月1000円から。まめちゃん・すけみんの近況とともにInstagramをご覧ください。

文:HBC報道部 
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年10月23日)に基づき、一部情報を更新しています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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