『一生つかえる!おまもりルールえほん ぼうさい』(Gakken)監修・山村武彦/絵・the rocket gold star

★★5歳から読めて長く使える防災の絵本★★

災害新時代に子どもたちの身を守るための35個の防災ルールを絵本感覚で楽しく教えられる本です。防災に対する心構えや、実際に災害が起きたときにとるべき行動をやさしいイラストでまとめています。すごろく風ルールチェックリストや、防災ポーズ集や非常持ち出し袋持ち物リストなど保護者にとってもためになる情報も掲載。(引用:学研出版サイト)

「いのちってなに?」ストレートな質問にドキッ

5歳から、一生使える?!本当にそんなお得な絵本があるのでしょうか……。

絵本の冒頭には 『35のおまもりルールをしっておこう。じぶんのいのちをじぶんでまもるために!』 と書いてあります。

読んだ息子から最初に出てきた質問は、 「いのち、ってなに?」 でした。

確かにね…。言語化するって難しい!

「生まれてきたら、いつかはみんな死んじゃうの。そのひとつしかない心臓のことだよ」と伝えると、ちょっと寂しそうな顔をしながらも「うん」と答えた息子。

一瞬「間違ったことを教えてしまったらどうしよう」と戸惑いましたが、 当たり前のことについて真正面から向き合い、改めて考えてみる機会 となりました。

他にも「ぼうさい(防災)」や「さいがい(災害)」など、子どもには聞き慣れない用語がいくつか出てきますが、イラストを見れば意味を理解できているようでした。

会話しながら読み進めるスタイルもおすすめ!

この防災絵本は、ただ文章を読み上げるのではなく、自分の生活環境に合わせて、子どもと話し合ってみることが大切だと思います。
たとえば、我が家ではこんな会話が。

“家族の集合場所を決めておこう” というルールについては具体的に場所を決めてみました。

私「〇〇公園にしようか。」

息子「わかった!」

“閉じ込められたときは音や光で助けを呼ぼう”というルールについては家のどんなものが使えるかも話してみましたよ。

息子「うちのおもちゃ箱にあるタンバリンでもいいの?」

私「いいね!」

“火事が起きたらハンカチを口と鼻にあて、しゃがんで避難しよう”というルールについては、白石区にある札幌市民防災センターで挑戦した「煙避難体験コーナー」のことも思い出したようです。

息子「これ、知っているよ!やったことあるよね!」

こんな風にぜひご家庭でコミュニケーションを取りながら読んでみてください。

最後には子ども心をくすぐる、すごろくのような「おまもりルールチェックリスト」も付いているので、ルールのおさらいもしやすいです。

ルールを読み上げるたびに、「はいっ!」と良いお返事をしてくれました。
大人の私も勉強になったルールが、いくつもありましたよ!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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