今とは違った「世間」のイメージに

レズビアンの当事者で、札幌開催を実現させた1人、工藤久美子さん。

「沿道の人やビルの窓からも手を振っている人がいて、応援してくださるのが見えて、とてもうれしかったことを覚えています」

パレードを仲間と一緒に歩き、駅前通りに出たときに広がるマチの景色が、印象的でした。

工藤さんは当時は大学生。
周囲にセクシャリティを打ち明けられている仲間は、いまよりも随分と少なかったといいます。

いまパレードのゴールは大通周辺ですが、1回目のゴールは札幌市北区にあるJR高架下の公園でした。

「パレードには参加しない」と言っていた仲間が、いざ当日になると、フルフェイスのヘルメットをするなど姿がわからないようにしてでも参加してくれたことに「感動した」と話します。

「レズビアンに対する性的なイメージは昔の方がもっと強かった」

工藤さんは、レズビアンにはゲイとは異なる「参加しにくさ」があったと感じています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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