2024.09.29

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紺野あさ美さんも提供 “命のバトン”「さい帯血」骨髄移植より多いのに…数に課題も

ドナーが増えることの意味

4児の母となったタレントの紺野あさ美さんも、出産のたびにさい帯血を提供してきました。

「赤ちゃんを守ってくれた胎盤が、さらに誰かの役に立つかもしれないと思うとすごくうれしいと思うから、提供した側もこういう温かい気持ちになるよということは伝えたい」

札幌市豊平区にある、福住産科婦人科クリニック。

保坂昌芳医師は「白血病になった人が身近で3人くらいいたので協力できたら」と話し、妊娠28週を迎えたお母さんに対し、「さい帯血」移植について助産師から説明しているといいます。

2023年、460人ほどが出産し、その半数がドナーになりました。

さい帯血は、赤ちゃんが生まれてすぐに臍の緒に針をさして採取します。
お母さんにも赤ちゃんにも、痛みはありません。

さい帯血を提供することを決めたお母さんに必要なのは、同意書の記入とさい帯血の検査の際に使う追加の採血1本、産後8か月ごろに記入する体調チェックの健康調査表だけです。

「胎盤がはがれちゃうとさい帯血はもうとれない。それまでの間は5分10分くらい。さい帯血提供の母数が増えれば血液がとれる確率も高くなるのでドナーが増えたらいい」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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