2024.09.23

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通信制高校は不登校だから選ぶわけじゃない 「学びを続けたい」に応える魅力

学校に行かないだけで学びたがっている

高校には、大きく分けて「全日制」と、夜間や昼間の特定の時間に学ぶ「定時制」、そして、郵送やインターネットを使って通信教育を受ける「通信制」の3つの課程があります。

いま通信制高校に通う生徒が増えている理由について、星槎大学(通信制大学)の手島純教はこう断言します。

「不登校の児童生徒は増えてます。ただ不登校は学校に行かないだけで、学びを放棄してるわけじゃない。みんなかなり学びたがっているんですよ。学びを続けたいわけです。だから通信制高校を選択する」

通信制課程の単位を取得するには、「レポートの提出」と、学校で授業を受ける「スクーリング」。そして、学校で受ける「試験」の3つが必要となります。

札幌静修高校の通信制課程は、自宅学習を中心に学ぶ「通信型」のほか、学校に登校して学ぶ「通学型」の二つのスタイルから選ぶことができます。

週に1回、登校する「通学型」で学ぶことを選んだ野坂すずなさんに、通信制高校へ進学した理由を聞いてみると…。

「不登校で中学校には行ってなかったんですけど、通信制高校は楽しくて、最初は放課後に来て、でも先生は何も言わなくて温かい目で見てくれて。『学校に遊びに行こう』って気持ちからどんどん来られるようになりました」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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