Sitakkeで何度か記事を執筆しています、ライターの太野垣といいます。
日ごろは様々な人のインタビューや企業の紹介記事を執筆している僕ですが、今日は少しだけ自分の話をさせてください。
突然ですがみなさん、映画館には足を運びますか?
たぶん、多くの人が「もう何年も…」「たまには行くけど…」と答えるはず。今はサブスクでいつでも好きな映画が観られる世の中になり、頻繁に足を運ぶ人は少ないと思います。
僕はライターとして仕事をしながら、「キノマド」という団体に所属して、映画の自主上映活動に取り組んでいます。
自主上映とは、自分たちで映画を上映する権利を借りて、場所を手配し、宣伝してお客さんを集め…と、文字通り映画上映にかかわる全てを自分たちで行う形式のこと。
キノマドはこれまでにカフェやビルの屋上、ホテルや書店、お寺の本堂など、街のあらゆる場所で上映活動をしてきました。ちょうど今年で10周年を迎え、上映作品数は90以上、会場は20以上に及びます。
活動の目的は「映画館とも家とも違う楽しみ」という「+α」提供し、映画の面白さを再認識してもらうこと。そして映画館にまた、足を運んでもらうことにあります。