2024.09.05
暮らす北海道のあす6日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
きょう5日は札幌も雲が広がって、空気はムシムシしました。
今後は帯状の活発な雨雲が通過し、各地で雨が降ります。日付が変わる頃は宗谷などで赤色。1時間に40ミリの激しい雨が降り、その後も日本海側を中心に雨脚が強まります。
雨雲の動きは速く、あす6日朝には広く雨がやみますが、道北を中心に大雨になるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
雨雲が通過した後はどうなるか、天気図と雲の画像で見ていきます。
きょう5日正午の様子です。まず、関東の南東海上にある熱帯低気圧。午後3時に台風12号に変わりましたが、あす6日にかけて日本から離れていくので影響はなさそうです。
5日夜から大雨をもたらす雲の原因は、北海道の西にのびる前線です。前線の通過に伴って激しい雷雨のおそれがあります。その雲の後ろは高気圧。晴れのエリア、太陽が控えています。
天気は基本、西から東へ移り変わるので、あす6日の日中は急速に天気が回復しますよ。