HBCで毎週放送中の『グッチーな!』から、”北海道の美味しいもの”をご紹介します。
道産食品のトップランナー達を迎え
「食」の深掘りトークをお届けする「ハイグレードS」。
今回ご紹介するのは、コクと味の深みに加えて
濃厚でなめらかな口溶けのプリン~「コタプリン」です。
作っているのは
七飯町「小野養鶏場・里山楽房(さとやま らぼ)」の
小野美孝(おの・よしゆき)さん。
駒ヶ岳から吹く北風と、津軽海峡から吹く南風がぶつかり合う場所に位置する七飯町。
おいしい空気と、横津岳の豊富な湧き水で育てられた鶏たちが生む上質なたまご、
そして、そんな素材にこだわったスイーツ作りを続けています。
小野さんは以前、特別支援学級の教員でした。
当時の教え子たちと一緒に「誰もがおいしく食べられるように」
と考えて作ったのが「コタプリン」。
教え子の「コタロウ」くんに協力してもらったのが、その名前の由来です。
舌でもつぶれるくらいの柔らかさでありながら、
誤嚥につながらないように適度な粘度も大切。
原材料の配合の微調整、焼き時間や温度の設定など
試行錯誤して生まれたのが「コタプリン」です。
子どもたちから年配の方まで、また飲み込むことに困難さがある方など
誰でも美味しく食べられる“ユニバーサルフード”でありたい
という思いが込められています。
今回の聞き手「丸美珈琲店」の代表 後藤栄二郎さんが
驚いたのもそのなめらかな食感でした。
▼「コタプリンの食感は、びっくりするほどつるんとしてなめらか。ぜひみなさんにも味わって欲しい」
と後藤さん
秘密はやはり、原料となるたまご作りにありました。
「たまごの味は、えさの味」。
小野さんが鶏たちに与えてるのはバター・ヨーグルト・チーズなどの乳製品のほか、
七飯町で採れたおから・ぬか・米などの自然な素材だけ。
だからこそ、バランスの良いきめ細やかな卵黄ができるんです。
▼「一般的なえさを与えるだけでは、どうしても卵黄にざらざらとした食感が残ってしまうんです・・・」
「コタプリン」のやさしい甘さを引き立てるために使っているのは「きび糖」です。
あとは北海道産の牛乳と生クリームで、なめらかで濃厚な味に仕上げています。
香料などは加えなくても、たまごの旨味が際立つのが「コタプリン」なんです。
▼「トーストに塗るとカスタードクリームパンのようになり、美味しく召し上がれます」
素材・味・食感にこだわり抜いた、誰でも美味しく食べられる
ユニバーサルフード「コタプリン」はHBC ショップで販売中。
上質なたまごの美味しさと濃厚さがあるからこその
極上のスイーツですから、ご家庭で楽しむほか、
道外の方への贈り物や、おみやげとしても喜ばれる逸品です!