2024.08.30
暮らすことしは、元日に能登半島地震が発生しました。8月8日に宮崎県東部・日向灘で発生した地震では、初めて「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたことも記憶に新しいです。
科学が進歩した現在においても、地震の予知は不可能です。
いつ、どこで起こるかわからない地震に、しっかり備えをしておくことが大切です。
【気象予報士が伝えたいポイント①地震への備え】
・耐震用のつっぱり棒などで家具を固定し、転倒・落下・移動防止措置をしておく
・家族で話し合い、避難場所や避難経路、離ればなれになった際の連絡手段や集合場所などを決めておく
・非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておく
防災センターには地震体験コーナーがあり、地震による揺れを体験することができます。体験できる地震は、震度3から震度7までです。
災害現場での活動経験や豊富な知識を持つインストラクターさんのもとで、地震発生時から揺れが収まった後の基本行動が学習できます。
私たちも体験してみました。
強い揺れで座っているのも精一杯で、疑似体験とはわかっていても不安な気持ちになりました。
強い揺れが発生したとき、まずは身の安全の確保。大事なのは「頭を守る」ことです。
クッションなどで頭を守ったり、可能ならば机の下に入り、落下物から身を守りましょう。