2024.08.06
暮らす北海道のあす7日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
児玉気象予報士がお伝えしたい生活情報をお伝えする、「児玉のコトダマー!!」
「あす7日(水)は立秋!今年も残暑厳しい」
秋を擬人化したアキさんを、ナツさんが「あっち行け」と言わんばかりに追い払っています。
立秋以降の暑さを「残暑」とも言いますが、「厳しい」残暑なんですね。
この先も夏の太平洋高気圧の勢力が強いと予想されているんですが、海水の温度が高いことも要因の一つなんです。
きのう5日の海水温の平年差です。北海道の周りはほとんど赤。平年より高く、道東沖は4度くらい、オホーツク沖も3度くらい高くなっています。
海水温が高いと空気が暖められるんですが、これをお風呂に例えると、湯船のお湯の温度が高ければ高いほど、浴室全体が暖かくなりますよね?その原理なんです。
少なくとも今後1か月程度、海水温の高い状態が続くため、まだまだ暑さ対策が必要ですよ。
「お盆を過ぎれば涼しくなる」というのが、近年、当てはまらなくなってきましたね…この先も熱中症などに気を付けましょう。