今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年7月15日〜7月19日ピックアップ分)
生まれてすぐの時には、柴犬の子のように〝丸顔〟で、色も黒っぽかったのですが、成長とともに、鼻がぐっと伸びてきて、体の色も、まさしく〝キツネ色〟に。
まだまだあどけなさを残していますが、もう立派なキタキツネになりつつありますね。
7月もなかばになり、北海道では小麦畑が色づき、〝麦秋〟とも呼ばれる、爽やかな初夏を迎えました。
夏が本格的に訪れ、麦の刈り取りがあちこちで始まるころ、キタキツネは〝子別れ〟の季節を迎えます。
毎日のように体じゅうをナメて、ていねいに汚れやダニをとってくれていたお母さんギツネが、ある朝、突然我が子に向かって吠え、時にはかみついて、自分のそばに寄せつけなくなるのだと聞きました。
子ギツネは、当然そのことを理解できないに違いありません。
しかし、母ギツネの態度は、何日経っても変わることはないのです。子ギツネは、暮らしなれた巣穴から、旅立つ決心をせざるをえません。刈り取られた麦畑が、グーンと空まで続いていて、その向こうには白い入道雲がどんどん、肩を怒らせるように広がります。
そこにポツンと、旅だったばかりの子ギツネが歩いている。
色づきはじめた麦畑を見ると、いつもそんな風景を想像して、胸がふさがれる思いがします。
ラッコの親子ですねー、向かって右側が、この春生まれた、子ラッコなのでしょう。
もう顔の大きさも、お母さんと変わらない大きさにまで成長していますが、まだまだお母さんのオッパイに吸いついていますねー。
ラッコはとっても子煩悩で、親と大きさがほとんど変わらないくらいに成長してもなお、お腹の上に子どもを乗せている姿をよく見かけます。
日本では捕獲禁止、海外でも数が減っているため輸入することが出来ないため、水族館や動物園でも、ラッコの姿を見ることがなかなか出来なくなりました。
そんな中で、北海道の、特に道東の海岸で、繁殖するラッコが定着してくれたことはとってもうれしいニュースですね。