月曜日ピックアップ分に続いて、コチドリのヒナの登場です。
生まれて、2日目だそうです。
月曜日にご紹介した、生まれたばかりの子とくらべると、やはり〝お兄ちゃん・お姉ちゃん〟っぽさを感じますね。
それでも、大きさは、5センチに満たないのではないでしょうか?
今シーズンは、とっても多くの、コチドリのヒナのご投稿をいただいています。
コチドリの数が増えているというより、きっとコチドリのヒナを撮りたい、と思うコチドリのヒナファンが増えているのだと思います。
とはいえ、簡単に撮ることはできないのです。
コチドリは、砂利の多い場所に卵を産むのですが、その卵は直径2センチほどしかなく、しかも卵の模様が、砂利にそっくり。
生まれてからも、何か危険を感じると、砂利の中に、長い足をたたんでうずくまって〝石〟のように動かないので、かくれているのを見つけるのは、ほぼムリ。
でも、なんと言っても、そのちっちゃさゆえ、運良く出会っても、こちらがあわててしまって、ピントが合わないのが一番かな?
エゾナキウサギの赤ちゃん、通称、子ナッキーですねー。
エゾナキウサギのほとんどが、標高1,500メートルくらいの高い山の、涼しくて、石や岩のある場所で暮らしています。
とても暑さに弱く、気温が20度近くになると、極端に活動しなくなるそうです。
標高がやや低いけれども、生息地として知られていたいくつかの場所で、最近、ナキウサギが姿を消しているという話を聞きました。
温暖化による、気温上昇のせいではないか?とのこと。
調べてみると、ナキウサギの姿を見ることが出来なくなった場所では、いずれもこの20年で、平均気温が5度ほど高くなっています。
ナキウサギたちは、小さなカラダの中に、冬を乗り越える生命力を秘め、これまで種をつないできました。
しかし最近の気温の上昇によって、生息地を追われる〝危機〟に直面しているのかもしれません。