東海大学の関根嘉香教授は汗腺を鍛える方法として、「普段あまり汗をかかない人は、ちょっと頑張って、朝にウォーキングして少し汗をかいて、シャワーで汗を流してから仕事や学校に行くといい」と提案します。
そもそも、自分のニオイ=体臭は、周囲の人たちには気になっていても、自分自身では気がつきにくいから厄介です。
そこで、自分の体臭を知る方法を、ニオイの専門家、臭気判定士の石田翔太さんに教えてもらいました。
■【自分の体臭チェック法~その1】
(1)1日着た服を袋に入れてドライヤーで温める。
(2)お茶やコーヒーのニオイを嗅いで嗅覚をリセット。
(3)袋の口の部分に鼻を入れてニオイを嗅ぐ。
こうした体臭チェック方法で、もしも“不快”なニオイがしたら、それは、周りの人たちも不快なニオイを感じている…ということになります。
ちなみに、ニオイが強くない人は、洗剤や柔軟剤のニオイがする…とのことです。
そして、臭気判定士の石田翔太さんが、もっと手軽なチェック方法も教えてくれました。
■【自分の体臭チェック法~その2】
「親しい人に聞いてみる」
それが出来るなら苦労しない…と言われそうですが、直接、鼻をつけて嗅ぐと、絶対にニオイがするので、対面で会話するくらい距離で 「私のニオイを感じる!?」などと尋ねてみてください。
さらに、誰にも知られることなく、体臭に関するケア方法や改善策を提案してくれるサービスもあります。
■【 体臭測定キット「odorate(オドレート)」】
・「体臭測定キット odorate」1万7980円
・「ワキガ検査キット odorate AP」9980円
(1)届いたTシャツを24時間着て送る。
(2)専門家による「体臭評価・チェック」(分析装置と臭気判定士の併用)。
(3)ニオイの原因物質などをつきとめて、その人に応じたケア方法を提案。
周囲を不快にさせないための“正しいケア”でニオイ対策を進めてみてはいかがでしょうか。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年5月30日)の情報に基づきます。
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