2024.05.31

育む

「こうちゃん好きなのに。ママきらいなの?」虫を愛する息子の言葉で…“好きな人の好きなもの”に新しい世界を教えてもらった日【室谷香菜子のいっくじ日記#4】

HBCアナウンサーの室谷香菜子が、息子「こうちゃん」の“一言”と、一緒にしたためる一句で、小学校入学までの1年間を”一句”(育)児日記につづります!

「連載|室谷香菜子の「いっくじ」日記」

今年もこの季節がやってきました!

「虫シーズン」!!!

20代の頃の私は想像もしていませんでした。

まさか自分が「虫取り」をするなんて。

雪が解けて少しずつ気温が上がり、今年初めて「アリ」を見つけた時には大興奮でした!

虫を愛する5歳の息子・こうちゃんの影響で、今では私も虫に興味津々なんです。

2人姉妹で育った私は、おままごとや折り紙、リカちゃん人形遊びが好きで、シルバニアファミリーにも強い憧れがありましたが買ってもらえず…

とにかく昔から”インドア派“。

1年に1回必ずどこかへ家族旅行に出かけましたが、日程の中に「虫取り」はもちろん入っていませんでした。

幼少期の私と姉 「家族旅行で虫取り」の概念もなかったです…

社会人になって初めて、会社の同期たちと“泊まりキャンプ”というものを経験しましたが、楽しい反面、「虫が多い!」と、虫に対してはネガティブ発言ばかり。

そんな私が変わったきっかけは3年前、息子が3歳の夏。

コロナ禍で、人が集まる屋内の場所を避けて札幌市内の大きな公園へ家族で出かけた日のことです。

虫への興味がわき始めた様子のこうちゃんに、「虫取り網」と「虫かご」を初めて買ってあげました。

すると、これまでにあげたどんなプレゼントより喜んだのです。

まだ虫が1匹も入っていないかごの中を隅々まで覗いたり、公園で網を豪快に振り回して満面の笑みで叫びながら走り回ったり…

“無敵アイテム”をゲットして、たまらなく嬉しい!というような様子でした。

無敵アイテムゲット!うれしくてたまらない!

「網とかごだけでこんなに喜ぶんだ…」と、虫取り経験のない私にとっては驚きでした。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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