2024.04.02

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週休3日「こんな会社あるんだ」平均年齢が30歳以上下がった実例も!人材確保の切り札に?働き方の選択肢を考える

仕事の休みが1週間に3日ある…「週休3日」制をどう思いますか?

自分の時間がとれる。

プライベートも充実させて、仕事とのメリハリがつく。

人材確保の有効な一手となるのでしょうか?

連載「じぶんごとニュース

“週休3日”。そんな働き方を選択肢に入れたのは、北海道浦河町です。

浦河町議会が、町の職員のフレックス勤務に関する条例の改正案を可決。

4月から週休3日の働き方を選ぶことができるようになりました。

“週休3日”の導入は、自治体では道内初となります。

浦河町の池田拓町長は、「都市から離れてる私どものような町にとっては、有為な人材を確保するというのは、喫緊の課題になっている」と危機感を語ります。

より職場の魅力を高めて、浦河町役場を選んでくれる若い世代を確保したいという狙いがあります。

かつては2万人を超える人が住み、馬産地として繁栄した浦河町。

いまは人口1万2000人を切るまで減少し、高齢化も進んでいます。

職場の魅力を高めて、いかに人材を確保するか。

取り組みの一つとして始まる“週休3日”の仕組みはこうです。

これまでの働き方は週に5日、7時間45分づつ、実働時間の合計は38時間45分でした。

これからはフレックスタイムの導入で、週38時間45分の実働さえ確保できれば、自分の都合に合わせて、1日の勤務時間を増やし、休みを3日取ることも選べるようになります。

職員からは、「働きやすくなる」「幅が広がる」と好意的な声が聞かれました。

「子どもと一緒に家でゆっくり過ごしてみたい」と話す職員もいました。

浦河町では、消防と保育所をのぞき、役場の業務に支障がないかぎり、職員が自由に働き方を選べます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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