2024.03.30

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ヒマラヤ山脈で”焼きたてクロワッサン”!? 8000m峰14座制覇に挑む登山家、渡邊直子さんにインタビュー【前編】

8000m峰では、どんな生活を?

1座で大体2ヶ月間かかります。2ヶ月間と聞くと長いけど、ずっと歩いている訳じゃないんです。シェルパ(ヒマラヤの案内人)が荷揚げするのを待ったり、天気の良い日を待ったり…意外とのんびりしていることも多いんですよ。

ダウラギリベースキャンプで天気がいいので外でランチ

イタリア人の男性看護師と

その間はベースキャンプで洗濯したりシェフが作るおいしい料理を食べたり、あとは編み物やバレーボールをしている人もいます。
私は爆音でK-POPを聞くのが好きですね。あとはテレビっ子なので、「水曜日のダウンタウン」とかのバラエティや、今は「不適切にもほどがある!(TBSのドラマ)」も観ているので、ダウンロードして山で観るのが楽しみです(笑)

外見ろよって感じなんですけどね。テントにこもってみるのも贅沢。普通の暮らしをしています。

K2ベースキャンプでの渡邊さんのテント

### ベースキャンプでのごはん事情は?

世界各国の料理が食べられるんです。
ベースキャンプで漬けた手作りのキムチや韓国料理だったり、焼きたてのピザだったり…。

ベースキャンプで漬けるキムチ

味噌汁はハイキャンプ(ベースキャンプから上のキャンプ)ではたくさん飲みます。ベースキャンプでは日本食にこだわりはないですが、ハイキャンプでは日本食にこだわって持っていきます。
「ジューッ」と音を立てながら鉄板で焼かれたステーキが出てきた時はびっくりしました。
ネパール人のシェフが焼きたてのクロワッサンを作ってくれたのも印象的です。

なんでもおいしいですね。地上で食べるごはんと同じですが、ヒマラヤで食べられるという点でよりおいしく感じます。

シェフにかつ丼作れると言われて、頼んだら…

ポーク卵丼になりました。(笑)

【後編】へと続きます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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