2024.03.08

出かける

「ルールもなにも知らないけど…」アイスホッケーの試合を、”知識ゼロ”でオリンピック経験者と観戦してきたら…(後編)【再配信】

~~2試合目終了~~

Daishin(釧路)VS  道路建設ぺリグリン(苫小牧)、2対4で勝負アリ!

米山さん:きょう1日どうでしたか?

筆者:とっても楽しかったです!とにかくアイスホッケーって迫力満点なんですね。
スポーツにあまり馴染みのない私でも、思わず手に汗握りました!

米山さん、一日、貴重なお時間をありがとうございました…!

⑩ゴリゴリマッチョな選手たちかと思いきや…?

帰り道。
「あんな激しいスポーツだもの、選手たちは、相当な”ゴリゴリ系”な女子たちなんだろうなあ」
と、人物像を妄想しながら、会場を後にしようとした矢先….

\\米山さ~~~~ん!!//

と、キャッキャッと、明るい声の人たちが続々と米山さんに駆け寄ってきた。

みなさん:米山さん、おつかれさまです!

米山さん:わ~ 久しぶり!おつかれさま~!

もしかして、この人たち、選手??
声の感じからしてめちゃくちゃ若くないか?

筆者:あ!せっかくなのでみなさんの写真とらせてください!こっちの広いところで!

撮影の瞬間だけなので、マスクも外してもらってもいいですか?

みなさん&米山さん:は~い!

パシャリ

若ッ!!!!

こんなにあどけない子たちが、トレーニングで坂道を吐きながらダッシュしたり、
試合中にふっ飛んだり&ふっ飛ばしたり、あんなにゴリゴリとしたプレーをしてたってこと!?

こりゃ衝撃だわ…

さいごに ~米山さんら"女子アイスホッケー支援部"スタッフが描く夢とは

後日、米山さんにお話を聞いたところ、「ぺリグリン」のメンバーの最年少は、なんと中学1年生なんだとか。若ッ!

さらに、先日の大会では、他チームの選手も合わせると、北京オリンピックに出場した選手が合計9人もいたとのこと。しかも、そのうち2人が学生とのこと。

いろいろとビックリだわ…

さいごに、米山さんが所属する女子アイスホッケー支援部で叶えたい夢について、お話をうかがった。

米山さん:今回ご覧いただいた通り、アイスホッケーは、心身ともにハードなスポーツです。
若くして世界で活躍する彼女たちにとって、トレーニングやメンタルの整え方、体力につながる食事の管理はとても重要なんです。

でも若いからこそ、誰になにを相談して、具体的にどんなことをしていいのかと、迷う子たちも多いんです。実は、当時の私もそうでした。

女子アイスホッケー支援部の活動のようす。身体づくりや、食事、メンタル面まで、選手を幅広くサポートしていくそうだ。

だからこそ私は、自分の経験を生かしたい。一つのジャンルに捉われず、様々な面から彼女たちをサポートしていきたいんです。選手たちにとって、気軽に相談しやすい存在になれたらいいな。私も、一から学びながら、がんばります^^

支援部の活動中の選手たちのようす。あどけない笑顔は、過酷な氷上に立つ彼女たちとはまるで別人のよう。この写真を撮った米山さんへの信頼と親しみが伝わってくる。

あとがき

大好きな漫画家さんの最新作、"アイスホッケー"がテーマらしいから、予習しておこうかな。と、ふらっと試合を見に行ったのだが……

結論:"アイスホッケー"、こりゃ推せる!!!

ふっ飛んだり・ふっ飛ばしたり、壁に激突… 
こんなにもハードなスポーツに、青春をささげる、北海道の若き選手たち。

そして、そこに寄り添う、元OBの米山さんら「支援部」の活動。なんと素敵なことだろう。

これもあとから聞いたのだが、全国のベスト8のチームのうち、7チームが北海道のチームらしい。
そして今回の大会には、その7チームが出場していたらしい。

北海道女子のアイスホッケー界、すごすぎない?

オリンピック選手がゴロゴロと出場している、高レベルな大会。それを無料でふらっと見に行けるスポーツって、他にあんまりないのでは?
 
これまでスポーツにはあまり興味が無かったという人にも、ぜひ見てほしい。きっと、野田サトル先生の最新作と共に、”推せ”ちゃうから…!

***

<取材協力>
・北海道文教大学 女子アイスホッケー支援部 
 米山知奈さん・東城佑紀さん
・道新杯争奪全道女子アイスホッケー大会

<文・撮影>ナベ子(Sitakke編集部)

★こちらの記事は、2023年1月に公開した記事の再配信です。
★2024年3月7日(木)~10日(日)に北海道で行われる「 第43回全日本アイスホッケー選手権大会」の開催を受けて、記事を再配信します。日本アイスホッケー連盟Youtubeチャンネルでは大会の様子をライブ配信していますので、ご興味のある方は是非ッ!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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