2024.03.01

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『ゴールデンカムイ』にも登場!“陸軍最強”の「第七師団」、明治期の展示が充実!館長さんの“推しキャラ”は誰?|「北鎮記念館」(旭川)【後編】

明治末期の北海道を舞台に、一癖も二癖もある魅力的なキャラクター達が、莫大なアイヌの埋蔵金を巡り、繰り広げる壮大なストーリー。北海道出身の漫画家・野田サトル先生による大人気コミックを原作にした、実写映画『ゴールデンカムイ』が全国で大ヒット公開中です。

『ゴールデンカムイ』原作ファンで、映画にもどっぷり“沼った”編集部員・ナベ子が、作品のゆかりの地をめぐる連載をお届けしています。

旭川にある「北鎮記念館」にやってきました!

原作の『ゴールデンカムイ』には、月島軍曹(私の“最推し”)をはじめ、鶴見中尉、鯉登少尉、尾形上等兵など、北鎮部隊(第七師団)に所属する架空のキャラクターたちが多数登場し、物語の重要な鍵を握っています。

⇒前編:『ゴールデンカムイ』にも登場!“陸軍最強”の「第七師団」、明治期の貴重な軍服も!ファンに人気の展示は?館長さんに聞いてみた

今回の案内人は 「北鎮記念館」森山館長!

北鎮記念館 館長 森山英介さん

前編では、森山館長に、「軍都」と呼ばれた旭川の歴史と、“陸軍最強”と呼ばれた北鎮部隊の歩みについて解説いただきました。

前編のおさらい① 「北鎮部隊」って?

明治時代、北海道の開拓と防衛のために、旭川に設置された大日本帝国陸軍「第七師団」。

道民たちは畏敬の念を込め、「北鎮部隊」と呼んでいたそうです。

日露戦争では、激戦地・旅順に送り込まれ、激しい戦いを繰り広げました。
(映画『ゴールデンカムイ』の冒頭のシーンにもそのようすが描かれています)

前編のおさらい②「北鎮記念館」って?

札幌駅から特急電車で約1時間半。旭川にある「北鎮記念館」は、旧陸軍第七師団の拠点があった場所に設置された施設です。陸上自衛隊第2師団が所在する旭川駐屯地に隣接しています。

森山館長
「北鎮記念館は、旧陸軍『第七師団』や屯田兵の歴史を、多くの人に知ってもらうこと、そして私たち陸上自衛隊に対する理解を深めていただくことを願って建てられた施設です」

軍服や軍刀など、館内のいたるところに「第七師団」に関連する展示物があり、無料で見学することができます。

前編の記事では、ご自身も“ゴールデンカムイファン”だという森山館長に、作品のファンにおすすめの展示のみどころを3つご紹介いただきました。

3つめのおすすめの展示は、一般の方から寄贈されたという、当時の「軍服」。
ご紹介いただく中で、森山館長からこんな一言が。

森山館長:こちらの中央に展示されている、作中で鶴見中尉が着用しているものとそっくりな軍衣について、興味深いエピソードがあるんですよ。

エッ!気になる!なになに!?

***

長くなりましたが、ここまでが前編のおさらいでした。
それでは、続きをリポートします!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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