2024.01.19

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「札幌国際芸術祭ってなに?」アートに疎い私が、広報担当者に“推しポイント”を聞いてみた【5問5答】

あとがき 「札幌芸術の森美術館」へ実際に行ってきた!

広報チーム3人のお話を聞いて、意外だったのは、札幌国際芸術祭2024って、想像していたよりもずっと親しみやすいアートイベントなんだなということ!その年のディレクターによって雰囲気が全然違うというのも、なんだか“手づくり感”があっていいなと思いました。

***

「私もぜひ行ってみたい!」ということで、後日、学生ライター・わっかと共に「札幌芸術の森美術館」会場に行ってきました。札幌国際芸術祭2024は、1月20日(土)からスタートですが、札幌芸術の森美術館では、開幕に先駆けて「明和電機 ナンセンスマシーン展 in 札幌」が開催されています。【会期~3月3日(日)まで】

“アートが大好き”な学生ライター・わっかと共に「札幌芸術の森美術館」へ

「明和電機」のポップでシュールな世界観が”推せる”!

「明和電機」は、アーティスト・土佐信道さんよる、中小電機メーカーに“擬態”した芸術ユニット。会場には、彼らが開発したポップでユーモラスなマシーンが数多く展示されています!

なかでも、来場者たちの注目を集めていたのは、こちらの「演奏会」。
「100Vで動くこと」かつ「ばかばかしい演奏方法」をテーマに開発された「電動楽器」を用いた演奏会が、1時間おきに開催されていました。

土佐信道さんを模したカラクリ人形や、日本人形っぽいモノが演奏をしています。
静まり返った館内に「「ドンドン」「チャカチャカ」…という音が響き渡っているのが、とてもシュールです

\ポーンッ!/

フィナーレでは、手前左の人形の首がフッ飛んで終了しました。唖然とする来場者たち。この会場の空気感をふくめて、斬新すぎて面白かったです(笑)

「明和電機」職員の制服コスプレコーナーや、電動楽器を自分で演奏できるコーナーもあり、従来の「美術展示」のイメージとは180度異なった“体験型”の展示が多かったです。たしかにこれなら、私のようにアート鑑賞の経験が少ない人でも楽しめそう!

学生時代の作品や、グッズコーナーまで、世界観にどっぷりと!

会場内は、土佐信道さんが手掛けた作品が、学生時代のものから時系列順に展示されています。

こちらの写真の通り、「明和電機」初期の作品の中には、現在のポップなイメージとは異なる雰囲気の展示も数多くありました。「生と死」や「女性性とはなにか」をテーマにした、人間の根本的なテーマを探求したものなんだそう。解説を読みながら、一つ一つの作品をじっくり読み解いていくのも面白いです!

電子楽器として販売もされている「オタマトーン」の展示(写真左)もありました。キュートな表情から響く、不思議な音がクセになります…!

また、グッズ会場の「札幌芸術の森工芸館」もみどころがたくさん。手で触れると不思議な音が鳴る、電子楽器の展示(写真右)などもありました。販売コーナーには、「明和電機」らしいユニークなグッズがたくさん揃っていて、見ごたえバッチリ。なかには、土佐さんが執筆したという「修士論文」も550円で販売されていましたよ!

「ポップでシュールな、いまの『明和電機』に至るまでの作者の<葛藤>と、作品のために計算し尽くされた<理性>みたいなものを、同時に辿ることができるのも、今回の展示の魅力だと感じました。グッズ会場も含め、めちゃめちゃ面白かったです!」と、“アート好き”な学生ライター・わっかも大興奮でした。

結論 「“アートに疎い”私も、“アート好き”な学生も芸術祭を楽しめた!」

どれも見ごたえのある展示で、ふと気が付くと2時間近く作品を鑑賞していました。
“アートに疎い”私も、充分に楽しむことができました!これはぜひ他の会場も行ってみたい。

最後に、“アートが大好き”という学生ライター・わっかが、今回の感想をまとめてくれたので、彼女のコメントをもってこの記事を締めたいと思います。

「札幌国際芸術祭2024は、主要会場が計6か所ということで、ぜひほかの会場にも行ってみたいです。“アート好きな地元民”の私としては、これだけ大規模な作品に、飛行機に乗らず市内で触れられるということが、とてもありがたいですね。芸術祭をきっかけに、友達とのお出かけやデートとして、これまで行ったことのない施設を巡ってみるのもいいなと思いました。広報チームのみなさんがワークショップもおすすめしてくれたので、そちらもチェックしてみようと思います!」

札幌国際芸術祭2024「LAST SNOW」

6年半ぶりの開催となる、札幌国際芸術祭(SIAF)2024
2024年1月20日(土)~2月25日(日)の37日間、札幌を舞台に開催されます。
アートに疎い人にも、アートが大好きな人にも、“推せる”芸術祭になっていますので、
ぜひみなさんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

企画スケジュールなどの詳細は、公式HPをチェックしてみてくださいね!

※2024年1月の情報に基づきます。

***

取材・文:学生ライター・わっか、Sitakke編集部ナベ子
Sponsored by 札幌国際芸術祭

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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