学生時代に好きだった味、今は違う感情が…ソフトクリームにアナウンサーが思うこと

帯広出身・HBCアナウンサーの森結有花（もり・ゆうか）です。

学生時代、私は毎夏、ソフトクリームを追いかけていました。

ふるさと十勝の「十勝毎日新聞社」が発行するフリーマガジン『Chai』が、毎年恒例で開催する『ソフトクリームラリー』。

『Chai』に参加店舗が掲載されると、
「こことここは高校からの帰りに寄れるな」
「お母さん！このお店、○○に買い物行くついでに連れて行ってよ！」
なんて予定を立てていました。

そんな『Chai』のソフトクリームラリーと、HBCのWEBマガジン「Sitakke」が、ことし初のコラボ！
例年通りの『Chai』の十勝版に加え、道央の店舗も加わった全道版も開催されています！

【北海道ソフトクリームラリー】
開催期間：2023年6月1日（木）～8月31日（木）

道内各地の店をめぐって、スタンプを集めると、賞品に応募できます。
「十勝版」「全道版」両方への応募も、どちらか片方だけの参加も可能です。

参加店の中で、私の大好きなお店の一つが、帯広の『広瀬牧場　ウエモンズハート』。

ソフトクリームには牧場の搾りたて牛乳が使われていて、生乳本来の甘さとコクが楽しめます。

学生時代、バスケットボール部の試合や練習の後のご褒美でした。

しかし大人になって食べると、あの頃とは少し違う感情がありました。

私はHBCで放送中の『あぐり王国北海道NEXT』（毎週土曜ごご5時～）を担当しています。

『あぐり王国北海道NEXT』は北海道の農畜産業の最前線を体当たりで追いかける、ごちそうドキュメンタリー

番組の取材で、酪農のお仕事を体験しました。
牛の命を預かる仕事は、休みがほとんどなく、朝はまだ暗いうちから作業があります。

体力を使う一方で、安心安全な生乳を消費者に届けるため、牛の体調や衛生面にもかなり気を遣ってくれています。

そして酪農家の仕事の一つが、牛の出産。私も立ち会いました。

ぶるぶると震え、苦しそうな声を上げる母牛と、必死に子牛を引っ張る酪農家さん。
人間と同じように、牛の出産も命がけなのです。

ソフトクリームの原料となる生乳は、そんな牛と酪農家さんの命の営みの賜物。
感謝を込めていただくと、より一層おいしく感じる気がします。

広瀬牧場　ウエモンズハートの牛たち

さて、馴染みの味はもちろん、新たな出会いも、ソフトクリームラリーの楽しみの一つ。
私は今年も取材でたくさんのソフトクリームに出会えました。

地元の懐かしの味を、試行錯誤の末に再現したソフトクリーム、
コロナの影響を受けた観光地を盛り上げようと、大学生が工夫を凝らしたソフトクリーム、
自慢のチーズが主役の、チーズ工房のソフトクリーム。

バラエティ豊かなソフトクリームの数々を、作り手の思いとともに味わってください。

新鮮でおいしい生乳と、作り手の情熱がある北海道はソフトクリーム王国。
楽しまなくちゃ損ですよ！

北海道ソフトクリームラリー2023

北海道ソフトクリームラリーは、6月から8月までの開催！
十勝から85店舗、道央から23店舗が参加します。

道内の参加店108店は、「北海道ソフトクリームラリー」参加方法の記事にリンクを記載しています。

文：HBCアナウンサー・森結有花（もり・ゆうか）
帯広出身。HBCテレビ「あぐり王国北海道NEXT」「SitakkeTV」「グッチーな！」や、ラジオ「気分上昇ワイド ナルミッツ！！！」を担当。
マイブームはサウナ。休日はサウナで汗を流した後、ビールを喉に流し込むのが至福の時間。ととのっています♩

編集：Sitakke編集部IKU