2023.08.05

暮らす

旅行は個人とツアーどっちがお得?FPが教える賢いプランの立て方

みなさんはこの夏、なにか予定を立てていることはありますか? 季節もよくなり、お出かけもしたくなりますよね。今回は、旭川在住のファイナンシャルプランナーであうr筆者が、お得な旅行プランの立て方をお伝えします。

旅行プランの立て方1:キャンペーンを利用する

旅行会社からいろいろなプランが出ています。旅の日程が決まったら、ネットで旅行会社を検索してみましょう。たとえば楽天トラベルの場合、楽天独自の割引やクーポンが発行されています。
宿泊先が半額になる“スーパーセール”や、初めての利用で最大5,000ポイント・楽天モバイル利用者は最大10,000ポイントなどがつくキャンペーンもあります。ポイント分をお土産代にあてることもできそうですね! 各社キャンペーンをしているので、一番お得なものを選びましょう。
旅行会社のサイトでも紹介されていますが、現在『全国旅行支援(全国旅行割)』も行われています。観光庁のサイトに都道府県ごとの問い合わせ窓口が載っているので、旅行先が決まったら覗いてみてください。割引やクーポンがついてお得に旅行ができますよ。

旅行プランの立て方2:直前割引を利用する

「仕事の休みが急に決まった」「宿泊先の予約をし忘れた」など、日程がせまった旅行の計画をしたことはありませんか? 筆者は行きの飛行機の予約だけして、帰りの予約を忘れていたことがあります。「気づいてよかった~」と思う反面、「行きだけは早くに予約していたのにー!」と悔しい思いもちょっぴり。
そういうときは、“直前割”で検索をしてみましょう。旅行サイト『じゃらん』などで直前割引の特集を組んでいます。
また、『エアトリ』などの料金比較サイトを使うと、各社の最安値を比べることができ、検索時間の短縮になります。

旅行プランの立て方3:個人旅行で安い飛行機チケットを狙う

筆者は旅好きで、最近は熊本、福岡、長崎などの九州地方や、金沢、京都、奈良、岡山などを旅行しました。旅のテーマは“なるべく行ったことのない土地へ行く”ですが、土地勘がないため、無理すぎる行程になることもしばしば。1日18,000歩を歩いたこともありました。
旅行プランは、だいたい3か月以上前から立て始めます。
旭川からの出発だと、旭川空港の定期就航路線は羽田空港しかないため、羽田経由で乗り継ぐか新千歳空港まで移動して直行で行くかの2通り。筆者は旭川空港発着の方が楽だと感じるので一択です。
旅先と日程を決めたら、航空会社の予約からスタート。まず、料金比較サイトで旅程の一番安い航空会社を選びます。各航空会社の公式サイトでも再度調べ、安い方で購入。以前、金額にばかり注目しすぎて、乗り継ぎなのに航空会社を変えてしまい、乗り継ぎ便まで荷物を抱えて走ったことがあります。航空会社は統一するべきと学びました。JALだと往復で購入するとさらに5%OFFになる『往復ライバー』という料金設定があり、片道で買うよりお得感がありますよ。

まとめ

いろいろ比較した結果、ツアーよりも個人旅行の方が安いと思い個人旅行ばかりしていますが、現地での交通手段に戸惑ったり、乗り継ぎ時間や現地での交通費が意外とかかったりと、効率がよいとは必ずしも言えません。“好きなところに好きな時間滞在したければ個人旅行”、“遠くの観光名所まで行きたいと思えばツアー”という決め方でもよいと思います。筆者は、交通の便が悪い場所では現地でバスツアーに申し込むこともあります。
本州に家族で行こうと思うと数十万円かかるので、旅行会社の積み立てを使ってお金を貯めておくのもおすすめです。参考になりましたら幸いです。

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文:FP鶴羽(ファイナンシャルプランナー)
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【ライター:FP鶴羽 PROFILE】
旭川在住の元陸上自衛官。
バブルの頃に野山を駆け回っていた見た目とギャップありのワイルドだろう系アラフィフ。
お金に疎すぎて色々と失敗を重ねたことをバネに現在は家計の専門家ファイナンシャルプランナーとしてセミナーやラジオでお金の情報発信中。

【参考】
全国旅行支援キャンペーン/楽天トラベル
全国旅行支援 都道府県連絡先一覧/国土交通省 官公庁
じゃらん
エアトリ

【画像】ろじ、火文悟夢、denayuneps、ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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