毎日使うキッチンは使いやすい場所になっているでしょうか?
キッチンには調理器具や調味料などたくさんのものがある分、置く場所によって取り出しにくかったり使いにくかったりすることがありますよね。
今日は整理収納アドバイザーの筆者が、快適キッチンをつくる3つのコツをお話します!
キッチンをいざ片付けようと思っても「どこに何を置くのがいいの?」と迷う方もいると思います。
使っている方の習慣やクセもありますが、基本的には1番使う場所の近くに収納すると取り出しやすく料理もしやすいです。
例えば、コンロ側には火をよく使うフライパンを収納、シンク下には水をよく使うお鍋やボール、ザルなどを収納するなど。使うシーンをイメージすると、使いやすい置き場所が見えてきますよ。
1度収納してしまうとなかなか場所を変えることがない食器ですが、使いたい食器が奥にしまわれていたり重なっていたりしていることはよくあります。
手の届きやすい場所を考えて、毎日~週3ほど使う1軍の食器は手前に、月1~2ほどでしか使わない2軍の食器は後ろに置くイメージで収納してみてくださいね。
一度で完璧に仕上げるというよりは、まずはお試しで置いてみて使いにくければ変えてみるくらいの気軽な感じで進めていきましょう!
また、お子さんに自分でとってほしい食器は手の届く場所に置いておくと毎回「ママ取って~」と言われなくてすみますよ。
よく使う調味料や調理器具を出しておくと取り出しやすくしまいやすい一方で、出しすぎには気を付けたいところ。
料理に油はねはつきものですが、キッチン周りにモノが増えると料理後の拭き掃除が大変で面倒になってしまいますよね。掃除を楽にするためにも、どうしても出して置きたいモノ以外はしまう収納を心がけてみましょう。
筆者も掃除がとても面倒なので、出して収納するモノは極力少なくしています。
物の置き場所で、使いやすさはとっても変わります。
毎日使う場所だからこそちょっとした使いにくい違和感を放置せずに、モノを移動させながら自分にとって使いやすい場所を見つけてみてくださいね。
文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
HP:アレーズルームy
【画像】通りすがり / PIXTA(ピクスタ)