2022.07.09

みがく

【お中元】地域によって送る時期が違う...!? お中元のマナーと贈り物の選び方をおさらい

今年もお中元の季節になりました。百貨店やスーパーなどではお中元コーナーができ、様々な商品が並んでいますね。贈る相手の好みがわからないときはどれにしようか悩みませんか?
相手に失礼のないように贈る時期などのマナーをしっかりとおさえておくことが大切です。
今回はマナー講師の筆者がお中元のマナーと贈り物の選び方についてお伝えします。

お中元とは?

お中元は一年の上半期の区切りの贈り物。日頃お世話になっている方々に半年間のお礼の気持ちを込めて贈ります。

贈る時期は?

まず、お中元を贈る時期は地域によって異なることをおさえておきましょう。異なる地域にお中元を贈る場合はできるだけその地域の時期にあわせるのが望ましいです。

北海道では旧盆の時期にあたる7月15日から8月15日にお中元を贈ることが一般的です。関東では6月下旬から7月15日まで、関西では7月下旬から8月15日までに贈ります。

お中元の金額の目安

お中元の金額は相手との関係性や贈る相手によって変わりますので、あくまでも目安として参考にしてみてください。

上司へ:5,000円程度
取引先へ:3,000~5,000円
友人・知人へ:3,000円程度
親族(両親・義実家・兄弟)へ:5,000円程度

贈り物の選び方の2つのポイント

1:安すぎず、高すぎず、ほどよい価格帯

極端に豪華なものを贈ってしまうと、かえって相手に気を遣わせてしまいます。お中元は毎年贈るものですので、贈る側の負担にならない金額であることも重要です。

2:好みを問わず喜ばれる物

毎日使うような日用品や消耗品はもらって困ることはありません。ご近所にもおすそ分けができますよね。洗剤やタオル、ジュースやコーヒー、ハム・ソーセージ、お菓子などが人気です。

お中元のお返しは必要?

基本的にはお返しは不要です。ただし、感謝の気持ちを伝えるためにお礼状を贈るのがマナーです。親しい間柄であれば、電話やメール、LINEなどでお礼を伝えしてもかまいません。

まとめ

お中元は日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを伝える習慣です。贈る時期・金額・品物に配慮して、贈る方も贈られる方も気持ちの良いコミュニケーションがとれるようにしてみてくださいね!

文:桜美月(イメージアッププロデューサー・マナー講師)
ブログ:「魅力開花」立ち居振る舞いシンデレラマナーレッスン東京・日本橋・松山
Instagram:@elegant.sakura

【画像】NOV、freeangle、shige hattori、GOLFX、CORA / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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