2022.04.10

育む

子どもがお手伝いしたくなるキッチンの仕組み作り【3つのポイント】

毎日続く料理作り。少しでも子どもが手伝ってくれたらいいな……と思うことはありませんか?
子どもに手伝ってもらうには、大人が使いやすい仕組みでは難しいこともあります。
今回は、小学校低学年でもお手伝いしやすいキッチンの仕組み作りについてお話します。

一番お願いしやすいことだからこそ、場所の見直しを!

各家庭によって料理の配膳方法は違うかもしれませんが、取り皿やコップ、箸やカトラリーの用意は子どもへ頼みやすいことではないでしょうか。
でも、大人が取りやすい場所に収納していたら、子どもの身長では手を伸ばさなければ届きません。取るときに落としてしまう可能性もありとても危険です。
子どもに用意してほしい食器なら、大人が取りやすい場所より1段下げて収納してみてください。子どもの身長に合わせて目線に下げてみると、どの場所が使いやすいか気づくと思いますよ。一緒にお皿の置き場所を決めるのもおすすめです。

取り出しやすく、戻しやすい収納を

収納場所を変えたあとに少し気にしてほしいことがあります。それは食器を重ねすぎないことです。
大人は重ねられた下の食器も、上の食器を一度上げて取ることができますが、子どもにはとっては重くて取り出しにくいのです。
食器棚のスペースや食器の枚数によって重ねて収納しなければいけないこともありますが、極力重ねないように収納する、もしくは仕切れる収納棚を利用して、取りやすく、戻しやすい収納を心がけてみましょう!

箸やカトラリーは家族分だけにする

お客様用と家族分のカトラリーを一緒に収納している方、少なくありません。
当たり前になってしまっているかもしれませんが、毎回家族分を探すのは案外億劫なものです。
家族分だけ収納する箸入れを用意すれば、毎回それごと食卓に持っていくだけ! とっても楽になりますし、子どもも手伝いやすいですよね。

まとめ

子どもがお手伝いしやすいキッチンの仕組みについてお話しましたが、なにより大事なことは「ありがとう」と言葉に出すことだと思います。
偉そうに言っていますが、筆者自身、以前はあまり伝えていませんでした。
でも「ありがとう」の言葉1つでお互いに気持ちよくなると感じてから、気づいたときは言うようにしています。筆者自身も子どもや夫に当たり前のことでも「ありがとう」と言われたらとても嬉しいからです。イヤイヤするお手伝いより、気持ちよくお手伝いしてほしいですもんね!

文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
Instagram:@yuki_katazuke0525

【画像】neko10(ねこてん) 、mits / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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