コツいらずで一気に垢抜け！プロが教える定番ブラウンメイクを格上げする3つの方法

オンの日もオフの日も頼りになる、ブラウンのアイシャドウ。お肌に馴染みやすいベーシックカラーとあって、きっと誰もが一度は使ったことのある定番アイテムですよね。

今回は、そんなブラウンアイシャドウをもっと楽しむための方法をご紹介していきます。特別な難しいテクニックはなし！　いつものメイクに少しだけ工夫を取り入れて、垢抜けメイクを楽しんでみてくださいね。

単色ブラウンでぐるりと囲み目

ベースカラー、中間色、締め色……アイシャドウパレットを購入すると、グラデーションを作りやすいカラーが3〜4色入っていることが多いですよね。とはいえ「全ての色を絶対に使わなくちゃいけない！」なんてルールはありません。

おすすめはアイシャドウパレットの中の、中間色くらいの濃さがある色を使った囲み目メイク。この1色だけを使って、思い切って目の周りをぐるりと囲むだけ！　これによって目元のホリを深く見せることができるんです。

この簡単囲み目メイクのポイントは2つ。1つは目を開いて真っ直ぐ見つめたときに外から見えるところまで、アイシャドウを入れてあげること。もう1つは、下まぶたの箇所は上まぶたより濃くしないということ。

この2点を抑えれば囲み目メイクに挑戦したことのない方でも、簡単に今っぽい抜け感メイクに仕上げられます。

重ね技でブラウンの底力を引き上げる

「いつものブラウンカラーに飽きた……」という方に試してほしいのが、ブラウンメイクにカラーアイシャドウを重ねる技です！

いつものブラウンアイメイクをはじめるその前に、まぶた全体にさらっとカラーシャドウを仕込みます。作業としてはたったこれだけ！　いつものアイシャドウの下にカラーシャドウを噛ませると、レイヤー効果で目元に奥行きとニュアンスを出すことができるんです。

この仕込みカラーシャドウはしっかり発色しなくてOK。写真の3色のうち、下がブラウンシャドウのみです。右上のようにピンク系を重ねると可愛さや色っぽさ、左上のようにオレンジ系を重ねるとおしゃれ感やカジュアル感を演出することができます。

下まぶたにもアイシャドウをのせて目力アップ！

上まぶたにくらべると面積の小さい下まぶた。でも実は、下まぶたがお顔全体の印象にもたらす影響って大きいんです。下まぶたにメイクをすれば、目の縦幅が強調されて目力アップ。さらにお顔の余白が減り、小顔見せ効果もあるんです！

そんな下まぶたメイクの方法は、アイシャドウパレットの中のベースカラーやハイライトカラーを、下まぶたの目頭3分の2に入れるだけ！　目の縦幅が強調されるうえに、明るいカラーを入れることによるレフ板効果で白目がキレイに見えますよ。

アイシャドウパレットを選ぶときのポイント

「もっと垢抜けブラウンメイクを楽しみたい！」そんな方に向けて、アイシャドウパレットを選ぶときのポイントをご紹介します。

アイシャドウを選ぶときはついつい色味に注目しがちですが、ぜひ質感も気にしてみてほしいんです。なぜなら垢抜けメイクに仕上げるなら、断然いろんな質感が入っていたほうが簡単だから！

全部同じ質感のパレットで目元の立体感を出すには、グラデーションのメイクテクニックが必要になります。一方で質感違いのアイシャドウであれば、同じところに重ねるだけでも簡単に奥行きが出て、垢抜けた印象を作ることができるんです！

例えばベースはつや、中間色はシマー、締め色はマット……といった具合に質感の力を借りれば、プロのように繊細なグラデーションをしなくても、ブラウンメイクが簡単に垢抜けた印象になります。

簡単テクニックでいつものお顔をワンランクアップ！

今回はブラウンメイクの3つのテクニックと、パレットの選び方をご紹介しました。定番のブラウンメイクも、少しの工夫で仕上がりに差が出ます。簡単テクニックを重ねて、垢抜けアイメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか？

文：みさき（メイクアップアーティスト）
Instagram：@misamake

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