2021.09.29

暮らす

整理収納のプロが教える!「つっぱり棒」の活用術4選【キッチン編】

片付けのお悩み解消アイテムとして活躍してくれる“つっぱり棒”。最近では100円ショップでも、長さや色のバリエーションが豊富に品揃えされていますよね。

みなさんはこのつっぱり棒をどんなときに使っていますか? 今回は家の中でもキッチンに絞って、使い方のアイデアをご紹介します。

はじめに

収納する場所が足りないと思ったときに、つっぱり棒を使って収納力をあげようとしますよね。でもまず考えてほしいのは、「棚を作ってまで新たな収納を確保する必要があるのか」ということです。

空間ができると詰め込みたくなる人は要注意! 片付けたくて作ったはずなのに、収納を増やすことでかえって片付けにくいおうちになってしまいます。

まずは、「本当に棚が必要か」を考えてみてくださいね。

1:棚にする


そのうえでご紹介するアイデアの一つが、つっぱり棒を横に配置して棚にすること。収納の高さに余裕がある場合は、この方法がおすすめです。空間を有効に使えてスッキリします。


食事のときに使うランチョンマットやトレーなどの置き場に困っているのであれば、扉の中にしまってスッキリとさせることができます。

2:支えにする

つっぱり棒を縦に使えば、支えにもできます。トレーを立てかけて取り出しやすくしておくと、子どもにも手伝ってもらいやすくなります。よく見る料理本を置いておけば、すぐに取り出せて便利です。

3:かける

2本のつっぱり棒を、ゴミ箱の後ろに少しずらして配置。上の棒にゴミ袋をかけ、下の棒で押さえます。

こうしてゴミ袋をゴミ箱の近くに置いておくことで、取りに行く手間をなくせます。さらに空いたスペースに掃除道具やスプレー洗剤をかけておけば、ゴミ箱の汚れが気になった際、ついでに掃除もできそうですよね!


また短いサイズを使えば、冷蔵庫の調味料整理にも便利です。

4:仕切る


引き出しを開けるたびに食器がズレるとストレスですが、つっぱり棒を仕切りのように使えばそれも解消。食器に合わせて配置するとしっかり固定されて、引き出したときのズレがなくなります。


大きな食器など市販の仕切りではサイズが合わないときも、自由に調整して配置できるので便利です。

まとめ

つっぱり棒はいろんな悩みを解消してくれます。ただし「便利そうだから」とすぐに飛びつくのは要注意。暮らしを便利にし片付けを楽にしてくれるはずのグッズも、あふれてしまうとかえって片付かない原因になり、あなたを苦しめてしまうこともあるんです。

“本当に必要な量”を“正しい方法で設置”して、より快適なキッチン空間を目指してみてはいかがでしょうか。

文:てらだあさこ(整理収納アドバイザー)
ブログ:整理収納でおうちがもっとすきになる
Instagram:@mottosukininaru.seiri.kataduke

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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