おうち時間が長くなって増えたことの一つに、食事作りがあります。それに伴い、キッチンにいる時間が長くなったという方も多いのではないでしょうか?
どうしても生活感が出やすいキッチンですが、滞在時間が増えた今だからこそ、居心地の良い空間にしたいもの。そこで今回は、整理収納アドバイザーである筆者が、快適なキッチン作りのアイデアをご紹介します。
居心地の良いキッチンにするために、何かを飾りたい……そうなったとき、まずは雑貨をイメージしませんか? お店に行けば可愛いものも多く、ついついたくさん飾りたくなりますが、いったん置くとなかなか変えにくいもの。
そこで、季節を感じられる生花を飾ってみてはいかがでしょう? 気分で花瓶を変えてみたり、購入する花の色を変えてみたり……気軽にイメージチェンジができますよ。
筆者も今でこそ飾るようになりましたが、実は取り入れ始めたのは1年ほど前のこと。生花ってわざわざ花屋で選んで購入しなければいけないものだと思っていて、「手入れが面倒くさそう」というイメージがあったんです。でもそんなとき、スーパーや花屋でも、花束になっていて500円ほどで売られているものが多いことに気づきました。
また、手入れといっても水を変えるだけ。花の鮮度にもよりますが、2週間ほどもちますよ。
何より花がある生活って、思ったより心を潤してくれます。
出しておくととにかく楽! すぐに手が届くし、引き出しを開ける動作がないから、出すのもしまうのも楽なんですよね。
とはいえ忘れないでほしいのが、出しておくことで油汚れやホコリがつくという事実。揚げ物だけではなく、炒め物でも思ったより油って飛んでいます。
筆者がお客さまのお片づけに伺うと、キッチン周りにあるのは、便利だからと出しっぱなしの調味料やキッチンツールたち。触ると大抵のモノがベタベタです。
小まめに拭ける方ならどんなに出してもOKですが、極力表に出しておかないことをオススメします。これによって、何より掃除が楽になるんです。
出しっぱなしのほうが一見楽に思えるかもしれません。でも実は“しまう”という選択をとることが、最終的にキレイで使いやすいキッチンの維持につながり、料理時間の気分を上げてくれます。
出して置くモノと、しまうモノ。毎日か週3使う程度なら出しっぱなしにするなど、自分でルール決めすると良いですね。
お気に入りのモノがあると気分が変わります。その状態でい続けるためにも、周りをキレイに保とうと思えますよね。雑貨を飾るのであれば“お気に入り”のモノを数点にして、時々入れ替えるのもオススメです。
毎日の食事作りが、少しでも楽しいものになりますように!
文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
Instagram:@yuki_katazuke0525
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