2021.08.16

食べる

いま旬のイカを自宅でおいしく!イカ刺しと自家製塩辛づくりに挑戦

きょうの家事チャレは、きのうに引き続き、魚のプロ直伝の技をご紹介!

教えていただくのは、鮮魚店「鯔背」代表の小野さん。

旬のイカを自宅で手軽においしく!!!
イカ刺しと自家製塩辛づくりにチャレンジします。

まずは、イカのさばき方を教わります。

イカをさばく

  1. 胴からワタを抜き取る

右手の人差し指と親指でイカの目を軽くつまみ、
胴の中に左手の親指を入れます。

左手でイカ耳を押さえながら、
右手で左右に揺らしゆっくりとワタを引き抜きます。

胴の中にまだワタが残っているので、 指を突っ込んで取り除き、水洗いします。

  1. 耳と胴を分ける

胴と耳がつながっている部分を親指と人差し指を使ってパチンと穴をあけます。
右手で耳をつかみ、思いっきりひっぱります。

  1. 胴の皮をむく

イカには3枚皮があり、1枚目と2枚目を同時にむきます。
(3枚目はむかない)

※1枚目は色が付いている外皮で、2枚目は透明で薄い薄皮

2枚目の薄い皮を親指の腹でつまんでひっぱるように一周するとキレイにむけます。

4.イカ胴の下処理

胴の先端を切り落とします。

軟骨に沿って包丁を入れて開き、軟骨を取ります。

色が赤く変わるため、皮が残っている端の部分は切り落とします。

★イカは虫に注意!

夏イカには米粒大の虫がいるので、包丁でこそげ取ります。
透かして見て白くなっていたら、
包丁の先で切り込みを入れて刃先を使って取りのぞきます。

5.仕上げ

鹿の子に切れ目を入れ、食べやすい大きさに切ります。

完成です!!

残った耳・ワタ・ゲソで、イカの塩辛をつくります。

自家製イカの塩辛

  1. 耳とワタとゲソの掃除

イカ耳の先端は硬いので包丁で切り、食べやすい大きさに切ります。

ゲソは包丁を入れながらくちばしと両目を取りのぞき、
粒大の虫が付いていたら手で取り、耳と同じ大きさの細切りにします。

2.下処理
耳・ワタ・ゲソをバットに入れてラップをし、
24時間以上冷凍します(寄生虫対策)

3.塩ワタづくり

冷凍したワタを冷蔵庫に1時間ほど入れて解凍し、包丁で開きます。

たっぷりの塩でワタを塩漬けし、ラップをしてひと晩冷蔵庫に入れます。

4.解凍したゲソ、耳をペーパーで水気をふき取ってからボールに入れます。
塩漬けしたワタは水洗いしてペーパーで水気を取り、指でしごいてボールに入れます。

墨も気にせず一緒に入れ、手で混ぜます。

5. 味付け

イカ大サイズ1杯に対して醤油ひと回し、しょうがチューブ2cm、鷹の爪輪切り3つ、
一味唐辛子少々、酒、白ワイン各小さじ1を入れてよく混ぜ合わせます。

※白ワインが隠し味!!

ラップをして冷蔵庫でひと晩なじませたら自家製イカ塩辛の完成です!

冷蔵庫で約3日、冷凍なら1カ月保存可能。
既製品とはひと味ちがう、手作り塩辛!
ぜひ挑戦してみてください♪

※掲載の内容は番組放送時(2021年8月12日時点)の情報に基づきます。

今日ドキッ!

HBCテレビにて毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中。みなさんと一緒に毎日のドキドキを探しに行きます!最新のニュースや天気、スポーツ情報など丸ごと「北海道」にこだわる情報報道番組です。

https://www.hbc.co.jp/tv/doki/

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