『整理収納アドバイザー』という資格をご存じですか? 札幌在住の筆者は資格を取得してから7年、仕事として活動を始めてからは丸4年になります。個人事業主として働いていますが、今回は資格を取得したきっかけや現在のやりがいについてお伝えしたいと思います。何か挑戦してみたいことがある方の後押しができたら嬉しいです。

きっかけ1:時間があったから

『整理収納アドバイザー』の資格を知ったとき、第2子は1、2歳でした。
子どもが4か月のとき、夫の転勤で知らない土地へ引越し。フルタイムの仕事を辞めて、新天地に飛び込んだ後でした。
周りに友人・知人もおらず、日中は第2子と二人きりのことが多かったです。
雑誌を見ていて、片づけの特集にあった“ビフォーアフター”の変化に驚いたのを記憶しています。

その後、「ユーキャン」で『整理収納アドバイザー2級』の資格が取れることを知り、勉強を始めました(『整理収納アドバイザー』と名乗って仕事をするには1級が必要です)。とはいえ、初めから「この資格で仕事をするぞ!」とは決めていませんでした。

きっかけ2:実践すると変わってきた家の中

教科書通りに片づけをしていくと、家の中が変わってきました。
片づけのやり方があると知り、驚きました。
さらに心のゆとりができて、気持ちの変化にも気づきました。その当時は「楽しい!」の気持ちで溢れていたのを思い出します。

やりがい1:片づいていくお家の中が嬉しい

仕事として活動する中、実際に変化していくお家を見られるのがとても嬉しいし、やりがいを感じます。

「一人では絶対にできなかった」
「すごく使いやすくなりました」
「こんなにいらないモノってあるんですね」

昔見ていた“ビフォーアフター”の世界が目の前に起きています。

やりがい2:「子どもへのイライラが減った」

お客様のお話です。今まで子どもがおもちゃを散らかすたびに、「片づけなさい」とイライラしていたママ。
片づけをしていく中で、“散らかっても片づく”ことに気づいたそうです。
「イライラが減った」と嬉しい声をいただきました。

やりがい3:お客様の人生が進んでいる

「片づけが終わるから仕事をする時間がができた」
「モノを手放したから時間もできて、昔の趣味が始められた」
「安心して子どもや孫を呼べる」

片づけていくとやりたいことができたり、新しいことを始められたりと、皆さんさまざまです。人生が進むお手伝いができて、やりがいと共に幸せを感じます。

まとめ

気軽に学び始めましたが、片づけで筆者自身が変化を感じ、仕事として活動してからは、お客様の変化を感じています。
学び始めた当初は、片づけを仕事にするとは思っていませんでした。今は仕事にして、本当に良かったと思っています。
はじめの一歩は怖かったり、ドキドキしますが、その先に誰かが喜んでくれると思うと一歩を踏み出せそうですよね。

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文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片付けを学び、モヤモヤが晴れていく。「片付けでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。

【画像】筆者宅

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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