2023.01.10

暮らす

「また歯ブラシ出しっぱなし…」洗面所で起こるプチストレスはこれで解決!

朝の支度で大渋滞しがちな洗面所。顔を洗って、歯磨きして、髪を整えて、パパは髭剃って……。それが全部やりっぱなしで、洗顔料、歯ブラシ、歯磨き粉、髪ゴムが洗面台に置いてあったら……。

「もう、片付けてよー!」と朝からストレスを感じないために室蘭在住のずぼらな整理収納アドバイザーの筆者がやっている、片付けが楽になる洗面所の収納のコツをお伝えします。

すぐにごちゃつくのはなぜ?

洗面所は「洗面台」という一つのスペースにいろんな道具が集まるので、ごちゃごちゃしやすい場所です。それを解消するには、今使っていないものを取り除き、ゆとりのある収納を作っておくことが第一。

少し残っている歯磨き粉や使わなくなった洗顔フォーム、子どものイベントの時にだけ使ったヘア剤など、使っていないのにそのままになっているものはありませんか? まず残りの少ないものから優先して使ったり、思い切って処分したり、今使っているものだけの洗面所収納にしてみてください。片付けやすくなりますよ。

出しっぱなしになるのはなぜ?

何度言っても使ったあとはそのまま出しっぱなし……。「もう、片付けてよ!」と怒りたくなる気持ちになりますが、本当は朝から怒りたくなんてないですよね。
そんな時はまずは深呼吸。それから「なぜ片付けないのか?」を考えてみると解決に向かうことも多いです。
不満を感じたら「本当はこうしたい」という自分の理想があることに気付けるチャンス。理想に向かうために、出しっぱなしにする相手の行動をよく観察して、解決策を考えてみてはいかがでしょうか。

楽チンに片付く仕組みを作る

片付けてくれない相手にとってどんな収納方法だったらやりやすいのかを考え、なるべく楽チンな方法で仕組みを作ります。どうやったら片付けてもらえるのか一緒に考えられるとよりいいですね。
筆者宅の場合は5人分の歯ブラシが入るように5つの穴が空いているタイプの歯ブラシホルダーを使っていましたが、いつも低学年の息子がもとに戻してくれませんでした。観察してみると彼にとっては歯磨き後に“穴に歯ブラシを挿す”という行動が面倒だから洗面台に置きっぱなしになっているということがわかりました。そこで、少し大きめの入れ物に歯磨き粉と歯ブラシのセットにして息子専用収納場所を作ることにしました。
お気に入りのキャラクターの入れ物にしたり、マステで名前を自分で書いてもらったり、その子がちょっとウキウキできるような仕掛けがあると楽しく片付けできます。

まとめ

何度言っても片付けてもらえないと、悲しい気持ちになって怒りたくなりますよね。でも、筆者は何度も「ちゃんと片付けてよ!」と言うよりも、「どうやったら片付けてくれるのか」を考えていろんな収納方法を試してみることをおすすめします。
ママが楽しそうに片付けていたら、いつの間にか子どもも楽しく片付けてくれるようになるはずです。筆者もついイライラしてしまう日もありますが、試行錯誤の繰り返しを楽しんでいます。一緒にがんばりましょう!

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文:てらだあさこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:てらだあさこ PROFILE】
室蘭市在住の3姉弟のずぼら母。「ちゃんとしなくちゃ!」といつも何かに追われ子育てにもゆとりがなかった頃“整理収納”と出会い、本当の片付けを知る。おうちが整うとともにゆとりの時間や気持ちが生まれたことに感動し、整理収納アドバイザー1級を取得。自身の体験から「整理収納で家も家族も自分自身ももっとすきになる 」をコンセプトに、忙しいママの笑顔のため活動中。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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