2022.09.21

食べる

「日本が大好き!」オランダ人シェフによる"オランダ流パンケーキ"専門店がオープン!

今月、札幌ではちょっとめずらしいお店がオープンしました。

それは、オランダのパンケーキ専門店!!

私たちのイメージするパンケーキとはちょっと違う、オランダ流のパンケーキが楽しめるお店です。

それが、今月3日に手稲区にオープンした「オランダ料理 タウス」

■オランダ料理 タウス
手稲区稲穂3条7丁目
営業時間 月曜日 :午前11時~午後2時 午後6時~午後9時  
    土曜日曜 :午後6時~午後9時
(※基本は、月曜日と、土日の夜のみの営業。
そのほかの営業日はインスタグラム:@thuis_sapporo でご確認ください)

料理を手掛けるオーナーシェフは、オランダ人のパトリックさんです。

お店でいただける「オランダのパンケーキ」、その名もパンネクック。

いくつも種類がありますが、今回いただいたのが、こちら。
スパイスで味付けしたひき肉や野菜がトッピングされた「オリエンタルスパイスミート」。

日本でよく知られているふわふわのパンケーキとは違い、薄く焼いた生地の上に具材がたっぷり!

くるっと具材を生地で巻いて、ひと口サイズに切って食べるのがオランダ流なんだとか。

薄いけれどモチモチしている生地は、食べ応え抜群!

お肉と野菜もたっぷりなので、これ一皿で十分食事になるボリューム感です。

本場オランダを代表する家庭料理のひとつで、パトリックさんは「朝食に食べるし、昼食でも夜ご飯でも大丈夫」と話します。

ところで、来日7年目のパトリックさん。
そもそも日本へ来たきっかけを聞いてみると・・・

「日本が大好き!いま44歳で、15歳の頃から、すごく日本に興味をもっている。」
と語ります。

20代では、ヘビーメタルバンドのドラマーとして活躍する一方、日本への憧れは、ずっと持っていたといいます。

そして30代で転機が!
オランダで、日本人の幸代さんと知り合い、結婚。
長男・未来くんが生まれたこともあり、幸代さんの故郷・札幌に移住したのです。

憧れていた日本での生活のためにバンドを辞め、調理師免許を取得。

このたび、自分のお店をオープンするという夢をかなえました。

実はパトリックさんのお店「タウス」は、「シェア店舗」。

既存のスパイスカレー専門店「ポルキリ」の定休日や空き時間を間借りして、お店を開いているんです。

■ココナッツチキンカレー ポルキリ
手稲区稲穂3条7丁目
電話011-691-3110
営業  火~金 午前11時~午後2時
    金曜(夜)午後6時~午後9時
定休日 土・日・月・祝日

今コロナ渦で、全国的にも注目を浴びている営業スタイルの「シェア店舗」。
既存店の定休日や空き時間などを利用して、別の人が間借りで別の店を営業する業態です。

お店を貸す側は、利用料を得られる。
一歩借りる側は、設備や内装をそのまま使って営業できるので、開業の初期費用が大幅に抑えられるなど、お互いにメリットが多いんだとか。

カレー店「ポルキリ」はもともと営業時間が少なく空き時間が多かったため、お店のオーナーも、シェアしてくれるお店を探していたんだそう。

シェア店舗のお店が軌道に乗るまでは、以前からシェフとして働く石狩のカフェレストラン「マウニの丘」でも兼務を続けるというパトリックさん。

「自分だけのパンケーキレストランをやりたい。」と目標を語ります。

シェフとしての挑戦はまだまだ始まったばかり!

ぜひ皆さんも、オランダ人シェフパトリックさんの熱い想いがこもったパンケーキを食べに、お出かけしてみてはいかがでしょうか。

※掲載の内容は番組放送時(2022年9月20日)の情報に基づきます。

今日ドキッ!

HBCテレビにて毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中。みなさんと一緒に毎日のドキドキを探しに行きます!最新のニュースや天気、スポーツ情報など丸ごと「北海道」にこだわる情報報道番組です。

https://www.hbc.co.jp/tv/doki/

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • twitter
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • twitter