定番アイテムであるシャツ、みなさんのクローゼットに1着は眠っているのではないでしょうか?
前空き、被るといった形の違いや、ハリがあったり、ブラウスのようだったりといった素材感の違いで、さまざまな表情を見せてくれますよね。また、“羽織”にも“きちんと服”にも使えるなど、1枚あると何役もこなしてくれるアイテムでもあります。
もし最近あまり出番がなかったのなら、この機会に袖を通してみませんか? 今回は、5〜6月の爽やかな北海道の季節にぴったりのシャツを使ったコーディネートを3つご紹介します。
ビジネスシーンにも大活躍のシャツですが、今っぽく着るなら、ややオーバーサイズのシャツがおすすめ。そこに細身の黒パンツを合わせましょう。どんなシーンにも使える万能コーディネートです。
少し背中側を下げて、襟抜きコーデにすると抜け感が出ます。白シャツ+黒パンツは服がシンプルな分、下手すると地味な印象になります。少し大ぶりなアクセサリーを取り入れたり、派手色バッグを取り入れたりしておしゃれを楽しんでくださいね。
2022年はカラーパンツが流行中。センタープレスされたカラーパンツなら、上記の黒パンツのようなコーディネートもおすすめです。ワイドシルエットやリラックスモードのカラーパンツなら、あえてウエストマークをしてくびれを強調。大人っぽいシルエットにすることで、だらしない印象になりづらくなりますよ。
近年ご無沙汰のダンガリーシャツ。やわらかい素材で気軽に使えるシャツとして知られています。最近、雑誌でふたたび見かけるようになりました。
ただ誌面に掲載されているようなダンガリーシャツ+デニムコーデは、おしゃれすぎて一歩間違えるとダサくなりそう……。そんな方におすすめしたいのが、ワンピースの羽織としてダンガリーシャツを合わせる方法。いつもはカーディガンを選ぶところを、あえてダンガリーシャツと合わせてみてください。とくに派手な柄のワンピースと合わせましょう。派手さが目立って着回しに困るワンピースでも、一気にカジュアルダウンしてグンと着やすくなりますよ。
シャツはカーディガンに比べると、肩が四角いシルエットになるため、着痩せ効果も狙える嬉しいアイテムです。今はデザイン性が高いシャツや、変形シャツも多く見かけるようになりました。朝夕と気温差が激しい北海道の初夏。そして、紫外線も気になるこの季節。シャツ1枚で調整できるのは、ありがたいですね。みなさんもシャツコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか?
文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
サロンHP:Refined
Instagram:@refined.colorstyle
【画像】Deja-Vu / PIXTA(ピクスタ)
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