北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2022年4月4日〜8日ピックアップ分)
春の陽ざしに照らされ、手を前に組むお得意のポーズでまったり。そして、にっこり。4月1週目の今週は、学校や職場など、新しい環境での生活が始まる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?新年度も笑顔でいきましょう…いってらっしゃい!(この写真は、4月2日朝5時30分に配信されたものです)
シマエナガちゃんのまわりをぐるりと、ネコヤナギがならんで、ステキな額縁のようですねー。真ん中にいるシマエナガちゃんも、口をあけていて、楽しそうに歌を歌っているよう!見た目こんな感じで、近づくとシマエナガの鳴き声がするリースがあったらなあ。
オシドリのオス、なかなか派手なメイクですねー。メスはほぼ全体、グレーなのに。オシドリは、オスが着飾って、その美しさをメスにアピールするのです。冬の間は、日本の南で暮らしていますが、夏の間、北海道などで子育てするために、毎年やって来ます。オシドリは、高い木の樹洞(木にあいた穴)で卵を産みます。そこで孵ったヒナが、どうやって高い木から地面に下りてくるのか、長い間ナゾだったのだそうです。しかしその答えは簡単でした。ヒナは高い木から自分で飛び降りるのです。落ちる、と言った方が正しいかも知れませんね、実際に見たことはありませんが。何とかして、見てみたいなあと、毎年思うのですが、なかなかその願いは叶いません。
巣作りまっただ中のシマエナガちゃんです。@ktgwyzr さんの、このお写真のキャプションにこうありました。『巣作りの最中は、できるだけそっとしておいて、雛が無事に産まれて、エナガ団子が並ぶのを期待して待ちましょう。三脚を置いて、何時間も撮っていたら、カラスに巣の場所を教えてるようなものです』と。完成した巣の、7〜8割がカラスに襲われ、雛がいたら食べられてしまいます。カラスも子育てをしていて、生きるのに必死なので責められません。が、せめて人間が、そのきっかけにならないようにしなければ。
エゾリスと福寿草の組み合わせ、北海道の早春らしい、ステキなお写真ですねー。ペコちゃんのように、舌がペロリと見えているところが、ポイントアップですね!アイヌ初の国会議員でもいらっしゃった、アイヌ文化研究者の萱野茂さんがこうおっしゃっていました。「アイヌはサクラよりも、福寿草を、春の到来を告げるシンボルとして、花が咲くのをとても楽しみにしている」と。
とても美しい様子を例える表現にも〝まるで福寿草の花から生まれたように〟という言い回しもあるのだそう。このことをお話しいただいたのは、もう30年も前のことなのですが、福寿草の花を見るたびに、思い出します。
パートナーメディア