2022.04.05

暮らす

「洗濯したら畳まなきゃ…」←これって本当に必要?プロが教える“ストレスフリーな”片付け術

4月がはじまりました。部屋もスッキリさせて、心機一転!フレッシュな気持ちで新年度をスタートしませんか?今回は、プロに聞いた片付けのコツを3つのSTEPに分けてご紹介します!

STEP①「片付けの基本」を知ろう

「片づけ=収納」と思われがちですが、片づけで最も大事なのは整理なんです。整理とは、不必要なモノを取り除くこと。これを飛ばして収納から始めると、一時的にスッキリしてもまた同じ状態に戻る、いわゆる“リバウンド”の原因になってしまいます。

片づけたいエリアを決めたら、以下の順番で取り掛かります。

(1)モノを全て出す
(2)不必要なモノを取り除く
(3)収納する

目指すべきはいつもキレイではなくすぐ元の状態へ戻せるお部屋です。モノの整理は、心の整理。「片付けてもいつもリバウンドしちゃう」と感じている方は、ぜひ“整理”を意識してみてくださいね。

STEP②「片付けの思い込み」を手放そう

片づけの最大の敵、それはズバリ“思い込み”です。SNSで話題の便利グッズや収納用品を購入してみたけれど、結局あまり使わなかった……なんて経験はありませんか? 
そもそも、なぜ流行りのモノが欲しくなるのかというと、根底に話題のモノ=いいモノという思い込みがあるからです。

買い物をするときは「これは便利そう!」と思っても、一呼吸を置いて「今の生活に本当に必要?」と考えることが大切。使うシチュエーションをしっかりとイメージできたら購入するようにしましょう。

「洋服は綺麗に畳んで収納する」というのも、よくある思い込みの一つ。

衣類がきちっと畳まれ、整然と並ぶ様は美しいですよね。ただ、忙しい日々の中でこれを完璧にこなすのは至難の技。

「洗濯したら畳まなきゃ…」と無理をするのではなく、衣類は出来るだけハンガーに掛けてざっくりと収納するだけでもOK!「綺麗に畳むのが正しい」という思い込みを捨てることで、時間にも心にも余裕が生まれます。

STEP③「なんとなく」を見直そう

“なんとなく”とは、明確な理由や目的がないこと。つまり、なんとなく家にあるモノは、あってもなくても良いモノというわけです。

たとえば、街中で配られているポケットティッシュやドラッグストアの試供品。「いつか使うかも」ととってあるものの、その“いつか”がなかなか来ないまま数年……という事態もあるあるです。

こういったモノは、必要がないと感じたら貰うのはストップ。その場で断る勇気も大事です。

学生時代に使っていた学習机や好みが変わって使わなくなった食器類など、“想い出のモノ”や“壊れていないモノ”もなかなか手放しにくいですよね。まだ使えるのに手放してしまうのはもったいない気もしますが、本当にもったいないのはモノを使わないままにしておくこと。使わないモノを収納しているスペースには、あなたの暮らしと心を潤してくれるモノを置きましょう!

想い出のモノは、手元に置いておきたい理由が明確にあれば無理に手放す必要はありません。デザインが好き、見ていて癒やされる……など、お気に入りのモノに囲まれたお部屋は、あなたにとって最高のパワースポットになるはず。“なんとなく”なモノ選びは卒業して、ぜひ自分らしいインテリアを楽しんでみましょう!

今回は、プロに聞いた片付けのコツをご紹介しました。毎日のことだからこそ、無理なく自分のペースで続けられる方法を選ぶことが大切です。普段の片付けを見直して、新年度を気持ち良くスタートしてみませんか?

Edit:Sitakke編集部

***

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Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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