2022.03.30

ゆるむ

【知ってる?】東京でも人気がジワジワ…!北海道発・超ローカルスイーツ『クマヤキ』をめぐる5つの「へぇ〜っ!」なお話

クマヤキってご存じですか?」いまから7年前の2015年、私は札幌駅でこの質問を200人の方にしたことがあります。その結果は200人の方全員に「知らない」って言われました。いまではもうそんなことはないでしょう、たぶん1〜2割の方は「知ってる!」って言ってくださるような気がします。

クマヤキは、オホーツク海に近い津別町にある「道の駅あいおい」で販売されている、クマの形をした、まあ〝たい焼き的な〟超ローカルなスイーツです。

津別町にある「道の駅あいおい」

きょうはこのクマヤキをめぐる、5つの「へぇ〜っ!」についてのお話しです。

その① クマヤキ人気は東京から!?

いまから7年前、私は、HBC北海道放送制作の全国特番「それ行け!北海道物産展」というテレビ番組のディレクターをしていました。しかし、東京の代理店のお偉いさんに「北海道人にもほとんど知られていなくて、でも東京の北海道物産展に出店したら、たちまち行列が出来るようなモノないかな?」と、ちょっと意地悪な宿題を出されていました。

で、以前から気になっていたクマヤキを、試しに東京に連れてってみようと決めたのです。でも最初に書いたように、本当にクマヤキは、札幌では無名の存在。

私が〝ひと目ぼれ〟してしまったこのクマヤキのルックス

東京行きには紆余曲折はあったものの、2016年1月、池袋の東武百貨店の北海道物産展にクマヤキが登場するとすぐに、「超かわいいスイーツ発見!」「クマヤキがかわいすぎる!」などSNSを通じて、ものスゴいスピードで、クマヤキは拡散されました。そのSNSを見た方がクマヤキを求めに来てくださって、日に日に行列が長くなっていったことを今でも覚えています。

池袋・東武百貨店のクマヤキ行列は日に日にどんどん長くなって…

東京での〝ブレイク〟から7年、クマヤキ人気は次第に北海道へと、じわじわと〝逆流〟しました。

特別番組の新聞広告にもクマヤキが登場してる!

その② クマヤキは超一流芸術家のデザイン

クマヤキをデザインした大西重成さんは、かつて東京で、第一線のCGアーティストとして活躍し、ハービー・ハンコックや、坂本龍一さん、矢野顕子さんといった方々のアルバムジャケットなどのデザイン、テレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」のオープニングタイトルなどに携わったスゴい方なのです。50歳で生まれ故郷の津別町に戻り、私設美術館「シゲチャンランド」を開設するほか、現在も精力的に制作に取り組むクリエーター。

クマヤキのデザインにも、シゲチャンのセンスが存分に吹き込まれ、単なるかわいらしさにとどまらない魅力あふれる姿が人気のヒミツです。

地元のネットTV「道東テレビ」に出演のシゲチャンこと大西重成さん

その③ スイーツにはちょっと厳しい?あの女性たちも認めた味

〝もぐもぐタイム〟で旺盛な食欲を見せ、次々とスイーツをたいらげるロコ・ソラーレの面々も、クマヤキの大ファンなのです。なかでも吉田知那美さんなどは、クマヤキのオリジナルTシャツまで着込んでクマヤキをほおばる姿とともに、〝クマヤキ愛〟を、ご自身のインスタや、オフィシャルブログ「ロコ・ログ」でも熱く語っていらっしゃいます。「道の駅あいおい」には、ロコ・ソラーレのメンバーと、クマヤキがデザインされた〝顔ハメ看板も〟あるのです!


インスタグラム@chinami1991
Loco Solare オフィシャルブログ「ロコ・ログ」

その④ 美味しさのヒミツは地産地消と・・・

クマヤキは単に〝かわいいカタチをしたたい焼き〟ではありません! ←ここ大事です!
〝あん〟が入った「ヒグマ」に使われるのは、津別や津別近郊でとれた小豆だけ。まさに地産地消…また、生地を練るのは水ではなく、同じ道の駅で作られている手作り豆腐にも使われている〝豆乳〟なのです。だから、皮の風味が抜群で、〝あん〟は甘すぎずにしっとりと。しつこくない美味しさで、ホントいくつでも食べられちゃうのです。デザインにも味にも、いっさい手を抜かない…、ここにも作り手の〝クマヤキ愛〟があふれています。

また、50個以上の注文で、道の駅から片道1時間以内であれば、かわいい「クマヤキ号」で配達のサービスもやっています。

こちらもシゲチャンがデザインした なんともキュートな「クマヤキ号」

その⑤ いま札幌に、キテるっ!

きょう3月30日から、4月5日(火)までの1週間、JR札幌駅にある「北海道どさんこプラザ札幌店」で、クマヤキの販売が行われています!

いま私、買ってきました、クマヤキ!食べながらこのコメントの最後を、書いています!札幌での販売は、年に1〜2度程度しかないので、「クマヤキって気になっていたけれど、食べたことがない」という方、この機会に"一匹"いかがでしょう?

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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