2022.01.01

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【函館神社巡礼①】郷土のために戦った道南の先祖に感謝し平和な暮らしを願う縁結びのスポット/函館護國神社

箱館戦争で殉難した新政府軍の兵士を祀るため、1869年に「招魂社」として創建。

郷土のために戦った先祖に感謝を捧げる神社として、平和の尊さを今に伝えている

日清・日露戦争や太平洋戦争に至るまで、道南に本籍を持つ約1万3000人の戦没者を御祭神として祭り、
「官祭招魂社」「潮見が丘神社」など、時代の変遷の中で名前を変え、1954年「函館護國神社」に改称。

若い世代や観光客からも親しまれる縁結びのスポット

左から「ふくろう和紙お守り」 「ふくろうみくじ」 「さくらみくじ」 「えんむすび絵馬」

慰霊の歴史を背景に持ちながら、縁結びのご利益があることでも知られる。

1959年頃、参拝に訪れた戦没者の遺族から、家族に良縁があったというお礼の手紙が相次いで届き、その多さは当時の宮司が不思議に思ったほどで、歳月を経て恋愛をはじめ、友人や仕事の出会いなど、まざまな縁を結ぶスポットとして神社の名は広まった。

“福が来て、苦労しないように”

参道沿いに建てられた「なでふくろう」は、
「不苦労」「福朗」とも書ける縁起もの。
境内では野生のフクロウを見かけることもあるという。

函館護國神社

函館市青柳町9‐23
☎0138‐23‐0950 
社務所9:00~16:00
無休 P有り

ハコラク

ハコラクマガジンでは、20代から50代の男女をターゲットに毎回異なる切り口で特集を企画。 グルメ、ビューティー、レジャー、ヘルスケア情報を中心に、より日常を楽しむためのライフスタイルを提案しています。

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