思わず「それ、わかる~」と頷いてしまう、自宅にまつわる悩みの数々。今回はそんな“あるある”な問題を、整理収納アドバイザーである筆者がズバッと解決! 家の中でもモノの収納が集中しやすいキッチンに注目し、キッチンまわりのよくある悩みを解消するアイデアを3つご紹介します。
キッチン関連の悩みといえば、調味料収納が挙げられます。買ってきた状態のまま収納すると、パッケージに統一感がなく見た目があまり良くありません。このようにゴチャゴチャした印象が気になる場合は、中身を同じ種類の容器に詰め替えるのがオススメ。
詰め替えることによるメリットは、見た目がスッキリするのはもちろん、容器の形が揃うことで収納しやすくなるという点にもあります。
「詰め替えるなんて面倒臭くてやっていられない!」という場合は、蓋にラベルを貼るという方法も。液体の調味料は、戸棚や引き出しといった目線より下の場所に収納することが多いですよね。蓋にラベルを貼っておけば、俯瞰した際どこに何があるのかわかりやすく、また見た目にも統一感が生まれます。
ラベルは100円ショップにある調味料用のラベルシールを利用すると、簡単に作ることができます。クリアファイルにシールを貼って、その裏に両面テープをつければ、繰り返し使えるのでオススメです。
キッチンにはさまざまな食品が集まりますから、在庫の管理は大変ですよね。ときどき整理をすると、期限切れの食品がチラホラ……なんてこともよくある話です。
買ったときは意識していても、収納した途端にすっぽりと頭から抜けてしまう賞味(消費)期限。これは、収納の中身が見えにくいことが原因の一つです。
つまり使いそびれをなくすためには、収納の“見える化”が大事! 具体的には、不透明な容器を透明な容器、または中身が見やすい容器へ変えたり、マスキングテープに期限を書いてパッケージに貼り付けたりといった対策が効果的です。
また月に一度期限をチェックし、期限の近い食品はわかりやすく1か所にまとめておくのもオススメです。
キッチンの困りごとで最も多いのが、収納スペースの問題です。賃貸物件だと備え付けの収納が少なかったり、注文住宅でも実際にモノを配置したら入らなかったり……なんてことも。
そんなキッチン収納のコツは、空間の使い方にあり! 収納の省スペース化には“立てる収納”がオススメです。平置きしてしまいがちなお皿やフライパンなども、ファイルボックスに立てて収納することで省スペース化を図ることができます。
立てるのが難しい場合は、“コの字ラック”を使用すればデッドスペースがなくなり、収納力がグンと上がりますよ! またスリムワゴンなどのアイテムを使って、隙間を活かした収納を取り入れるのもオススメです。
毎日立つキッチンが使いやすいと、それだけでハッピーな気持ちになりますよね。今回ご紹介したアイデアを参考に、年末の大掃除に先んじて、キッチンの悩みをスッキリ解決してみてはいかがでしょうか?
文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
ブログ:~暮らしのヒラメキ~
Instagram:@kurashinohirameki
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